厳しい雇用環境のなか、今日から多くの企業で「入社式」が行われました。千葉
県に就職した長男も今日が「入社式」で、引っ越し(入寮先)などで随行し、午後
に帰苫しました。桜前線」が北上しているとは言つても、日中の気温と夕方の気温
差が激しく、すれ違う方々の服装を見るとマフラー、オーバーなど「春はまだ先」
と実感しました。
長男の住まいは千葉県佐倉(さくら)市の城下町です。滅多に行く機会がないの
で、佐倉城址公園内にある「国立歴史民族博物館」(大学共同利用機関法人 人間
文化研究機構)を見学してきました。城址公園内の「桜」(添付写真:城址公園
内)は、満開とはいえませんが、観光客も含めグループ で「花見」をしていて、
ほろ酔い加減で散策していました。
「国立歴史民族博物館」では、この時期「企画展示」
(2/24~5/6)として「錦絵はいかにつくられたか」(見応えがありました)が行われていたので廻ってみましたが、館内の規模の大きさから1日では廻りきれないところでした。建物には大きな文字で「歴博」と刻まれ、頭に「国立」とあるとおり日本の歴史と文化を語る貴重な文化財や歴史資料が約21万点を収蔵する「総合的な歴史系博物館」でした。春休みと重なってか、ノートを持参して学習している子供たちの姿もありました。私は、僅か3時間程度の見学時間でしたが、それでも第1展示室から第2展示室(原始・古代~王朝文化)しか見学出来ず、「またの機会(いつになるか?)に残りの第3展示室から第5展示室(中世から近世、現近代)を見たい」と思うような貴重なところでした。
それにしても、都会は交通の利便性は高い反面、歩く機会も多く、3日間で5万歩は歩いたと思います。
苫小牧市には、立派な博物館と図書館、サンガーデンに文化公園など、もっと横断的に企画を持って充実すれば、ひとつの「観光スポット」にもなると思います。「博物館」の展示品も「財政難」で更新されていないものもありますが、何よりも市民に利用される社会教育施設にしていくことが大事です。文化公園の桜の木が満開になる日が楽しみです。