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深刻な介護の実態!

2009年04月26日 17時48分49秒 | インポート

 低気圧の接近で道内の太平洋側は大雪になる!との天気予報でしたが、見事に当たりましたネ!外は「白銀の世界」というより「吹雪」です。4月上旬は暖かい日が続いたので「桜前線が早まる」のでは、と期待していましたが、この雪でやっぱり開花はゴールデンウィーク頃になるのでしょうか。これも異常気象なのか、と不安な気持ちです。

Img_05222  今日の午前中は母が通所している介護センターコスモスの家族会の総会がありました。昨年から私が会長になったので、総会準備でこの間は忙しい日々が続きました。無事、終了してほっとしましたが、そのときはまだ雨模様だっただけに、まさか吹雪になるとは想定外です。

 総会では、過日(4/20)「介護の疲れ」が原因?で自殺した元タレントの清水由貴子さんの話が出ました。「人ごととは思えません。身内の介護を経験された方しか判らない問題(悩み)がたくさんあります。家族会はそうした経験を持つ方々との交流の場として生かして・・・」との発言に「介護問題」の深刻さが浮き彫りになりました。

 以前にも書き込みしましたが私たちの周りには施設入所、居宅サービスを受けている方はたくさんいます。しかし一方で、少ない年金生活から経済的な面も含め「老老介護」(高齢者が高齢者を介護する)、「認認介護」(認知症の方がお互いに介護する)形態が増えています。また、核家族化によって親の介護のため仕事を止め(失業も含め)結婚をしないで介護する「シングル介護」という方も増えています。介護をする方にはたくさんの「悩み」があります。私の場合、母は高齢と言っても通所(デイサービス)して元気でいます。もっと政治課題として介護問題を捉えなければならない、と考えます。

この4月から介護保険料(月額)が全国平均で70円アップ(苫小牧市は39円アップ)しました。値上げは小幅ですが、その背景には国の「介護サービス抑制」策があります。当初予算を下回ったので各自治体は「基金」が増えました。それを活用して保険料が抑制されたのです。こうしたやり方は、「保険料の値上げを選択するのか」、「介護サービスの抑制を選択するのか」としいう二者択一です。国が創設した保険制度であるなら国の責任のもとで、低所得の高齢者に対し、保険料の減免制度をしっかりつくることが本来のあり方と、私は考えます。