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教育・福祉センターを視察

2009年04月09日 16時17分53秒 | インポート

 今日は午前中、4月1日に旧市立病院南棟跡地を約6億9600万円で改修してオープンした「教育・福祉センター」を視察してきました。まだ、駐車場の整備などが新年度予算で行われるため全面改修されていませんが、建物内の施設整備は充実されました。館長の説Img_04941 明を受けながら1階から5階まですべての施設機能を視察。1階・2階「高齢者福祉センター」で、「機能回復訓練室」(添付写真:左上)にはヘルシーウォーカー・フィットネスバイクなどの機器があり、隣の部屋には「健康相談室」があって、「機能回復訓練室」を常時観察する窓が設置され保健師が常駐。利用者さんに「良く利用されるのですか?」と伺ったところ、「週3回程度通っています。冬期間も(ヘルシーウォーカーなど)歩行出来るので安心」と喜ばれていました。使用料金は無料です。また、囲碁・将棋・麻雀・卓球等の娯楽施設Img_04951 が整備され、麻雀・卓球部屋にはたくさんの利用者がいました。(添付写真:右中)

残念なのは、議会でも議論になりましたが、旧高齢者福祉センターには「お風呂」があっただけに「お風呂」がない施設による利用者の動向が気になるところです。

2階には、「子育て支援センター」が設置され、広いスペースで「親子ふれあいルーム」があり就学前の児童がお母さんと一緒に遊んでいました。館長は「お年寄りとの接点もあり良い交流の場にもなっています」との説明。2階・3階には「健康支援センター」が設置され、乳幼児健診、デンタル教室、BCG接種など保健指導が行われる施設です。議会で歯科治療器の問題を取 Img_04961_2 り上げましたが、新年度予算で購入した新しい機器(添付写真:左中)が設置していました。

4階・5階「苫小牧市教育センター」ゾーン。「教育研究所」には、いじめ110番、教職員 の専門性を高める調査研究資料室や研修室・講演室、さらにコンピューター室(添付写真:右下)など充実した施設機能となっています。

不登校児童生徒に対する学校教育への復帰を支援する「適応指導教室(あおば学級)」も移転されました。党市議団は旧「あおば学級」との関わりで「移転先」としてふさわしい場所か心配していたところです。授業中でしたImg_04972 が、子どもたちは真剣に学習していました。

既存の建物に多額な市税を投入してリニューアルした施設だけに、利便性の問題点はあるとは言え、スタートした「教育・福祉センター」が少子・高齢化対策、教育センターとしての役割を十分発揮され、市民サービスの向上につながることが今後の課題、と考えます。