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定額給付金!

2009年04月24日 18時34分43秒 | インポート

 偶然なのか、「米軍戦闘機が帰還」したら、「春立つ」清々しい朝を迎えました。毎朝会う幼稚園児に「おはようございます」と挨拶すると「おはようごじゃいます」と応えてくれました。そばにいたお母さんが「●●ちゃん、ちゃんと挨拶できたネ。すごいネ!」と頭を撫でながら褒めていました。その姿に私まで「元気」をもらいました。

昨日、我が家にも「定額給付金」の振り込み通知ハガキが届きました。それを見た次男が「僕にも権利があるんだから、いつくれるの!」と聞かれ、「お母さんと相談して!」と答えると、「これは個人に給付されたもので、僕の存在があって振り込まれているのだから、相談するものではない。お父さんらしくない説明だヨ!」と突っ込まれ、答弁不能に。早速、銀行に行っておろし、「各自に配分する」ことにしました。次男曰く「僕も全額(20.000円)は要求しないので、せめて半額を。残りは、修学旅行の準備に使うよ」とやや控えめな要求でした。ちなみに私の分(12.000円)は自主的に「社会変革に役立ててほしい」と思い、党へ全額募金しました。

定額給金は個人消費の拡大戦略として2兆円規模の財源を投資。「バラマキ給付」と揶揄されていましたが、訪問・対話のなかでも「買い物に活用する」という声はなかなか聞こえてきません。引き続く政府の「経済対策」(財政出動15兆4千億円、事業総額56兆8千億円)は、当初予算と合わせると100兆円規模になりますが、その資金不足の約10兆円は赤字国債でまかなう方向です。これで、本当に景気が回復するのか?疑問です。内容を見ても①環境対策として自動車・家電への購入助成での需要喚起策②1年限りの「子育て応援手当」③大都市の道路工事など、環境破壊をもたらす大型公共事業が柱。私も個人的には「燃費の優れた自動車が欲しい」と思っても買う余裕はありません。電化製品も壊れるまで我慢です。経済対策=バラマキ対策の裏には、その財源の穴埋めは「消費税増税」で賄う魂胆が明々白々だからです。本当に「経済対策」を打ち出すのであれば、日本の経済を支えている8割強の中小企業、自給率が3割まで落ち込んでいる農業への支援強化です。ここに力を入れれば、地域経済と雇用力に生かされます。さらに、医療・介護など自己負担が当たり前となっている社会保障制度の充実で、落ち込んでいる消費を拡大できます。そして、世界一高いと言われている教育費の国民負担を大幅に縮減すること。この対案は、多くの経済学者が触れています。

目前の選挙対策のバラマキ政策には、「2度と騙されない」見抜ける目が大切です。