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今後のまちづくりの方向性は?

2010年04月21日 20時26分56秒 | インポート

 ご無沙汰していた元教員宅を訪問すると歓迎されました。起きたばかりでしたが、これを飲まなければ、と大きなビニール袋に入った薬を取り出し、「俺も歳をとったナ・・・」と元気のない会話でした。そこに、同居している義母(96歳)が顔を出し、あいさつすると朝食タイム。驚いたのは食べ終わった食器を自分で洗っているのです。「毎食後の食器洗いが担当なんです」と奥さんが説明してくれました。高齢者だから、と言って仕事をとるのは良くありません。私も、毎朝玄関先の掃除、モップかけ、(自分の衣類の)洗濯、そして食卓テーブルにお茶碗や箸を用意していた母の姿を思い出しました。調理好きの母だけに“おふくろ”料理は率先して作っていましたが、ひとつだけ“油もの”料理の禁止は守ってくれました。

 そんな母が突然倒れてから52日間が経過しました。(市立病院から)転移してから順調に回復し、今日から“回復病棟”(リハビリを目的に)移動しました。

 昨日は、デイサービスに通所していた大の仲良しのTさんが見舞いに来てくれたそうです。心配していたTさんは母の笑顔を見て、「ひと安心した・・・」と家族の方から伺いました。どんな時でも友は大切なもの。色々と話したいこともあったと思いますが、会話が出来なくても、お互いに意志が通じたのだと推測します。

 さて、いよいよ6月に市長選が行われます。どうも選挙戦になりそうな情勢です。

 帰宅すると市役所から「まちなか再生総合プロジェクト素案(CAP)」(entral Tomakomai ctive roject)の資料が送付されていました。今後、市では市民参加フォーラムや市民ワークショップを計画しているようですが、その前に議員との意見交換を5月中旬(5/17.19)に行うお知らせでした。少子・高齢化の進展のなかで“まちなか再生”をどのように進めるかは重要な行政課題だけに、市民的合意が前提です。既に、日新団地の建て替え事業と併せて、若草町に市営住宅を建設することが発表されていますが、衰退する駅周辺の商業政策など課題はたくさんあります。

東部地区での商業施設の集約化によってまちづくりが大きく変わってしまいました。それだけに“まちの顔”と位置づけられている中心市街地活性化は重要と考えています。

マスコミ報道でもCAPの文字が掲載されますが、帽子の意味ではなく「まちなか再生総合プロジェクト」と言う略称ですので間違いのないように・・・。