玄関のチァイムがなると同時に「毒まんじゅうのおじさんです。・・・」と言いながら、「今日は、寒いので(時期にあったものとして)アイスクリームを届けに来ました!」といつものように冗談を言いながら家にあがってきました。突然の友人の訪問に夕食後居間のソファで寝ていた次男坊はビックリ。眠たい目で「いつもありがとうございます!・・・」と言って、自分の部屋で就眠。話題は次期市長選の話となり、「市民の選択権が得たことは大きい。そして立起表明はしていないものの勇気ある前向きな姿勢には感服・・・」と良い意味で評価していました。「渡辺議員はどうするの?」との問いに、「まずは市民の暮らし、安全を守る基本政策がどうなのか?一致出来るのか?(政策協定?)など冷静に見極め、時間的な問題として他の立候補者の動向も注視して対応したい」と私見を述べました。
昨日、日本共産党の志位和夫委員長は国会内で鳩山由紀夫首相と党首会談を行いました。会談の内容は、核兵器廃絶問題と沖縄・普天間基地問題での日本共産党の立場を表明し、政府への問題解決の提起を行った、と報じています。(しんぶん赤旗4/24付)
志位委員長自身が30日から日本共産党の委員長として初米視察を行うことは決まっています。5月3日からはじまるNPT(核不拡散条約)再検討会議に出席することも含め、「被爆国の政党として核兵器廃絶にむけた国際会議で、その成功に全力をつくす」姿勢を明らかにしました。そして、普天間基地問題では、沖縄・県議会で全会派一致で採択された「普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設反対」の重み、過日の「移転先」に名前があがっていた鹿児島県・徳之島での反対集会(住民の6割が参加)を例に、「解決の道はただひとつ、移転条件なしの無条件撤退しかない」(鳩山首相が以前にも主張していた見解と同じ)と、党の見解を提起したのは当然です。
首相は「気持ちは理解するが・・・安全保障の観点から言えない・・・」と現状の厳しい局面を述べているようです。最後に「共産党のようなすっきりした答えはつくれない。ぜひ(そのことを)アメリカで言って下さい・・・」との報道を見て、どの党が核兵器廃絶、普天間基地問題で国民の立場で真剣に考えているのか明らかになりました。
昨年の視察のことを思い出しました。沖縄・嘉手納基地内に民主党市民連合の議員と一緒に合同視察団で訪問しました。その一人に市長選の出馬要請を受けている議員がいます。(千歳基地での)訓練移転は沖縄の負担軽減にはならないことは自身が体験していること。どんな政策論議でこれからの市政の舵取りを議論されるのか、「安全・安心なまちづくり」は平和であり、何よりも雇用確保で生活が安定すること。と私は考えます。マニフェスト(市政公約)を並べても、アイスクリームのように解けるのでは、一時の期待しか残りません。