昨日の沖縄県民大会に9万人が集まった報道を見て“拍手喝采” を送ります。(集会は)島ぐるみで“心ひとつ”になって「基地はいらない」と政府と米国への怒りの声が明確に示されました。
昨年、嘉手納基地を視察して米軍基地の実態をつぶさに見てきました。米軍の基地があるから“抑止力”になる、と言っていた自民・公明の旧政権、そして新政権も同じ立場で普天間基地のたらい回しを行っています。しかし、昨日の県民大会には超党派の国会議員・県会議員が参加していました。明らかに、“抑止力”論は通用しないことを証明しています。普天間基地は移転探しではなく、即時撤退・返還以外にはあり得ません。その決断をどのように出すのか、日米両政府の対応が注目されます。
過日、「何故、あれだけ米軍基地がある沖縄がひとつになって(基地撤去の)大きな運動にならないのか?」と言う質問をされました。そのとき私は、「沖縄県は日本で一番高い失業率。県民のなかには米軍基地で働く人、土地を貸している人など(基地で)生計をたてていることも要因のひとつ。でも、その壁を必ずうち破る大きな運動が・・・」と説明しました。県外“移転先”としてあげられていた鹿児島県徳之島の集会が最初に確信を与えてくれました。普天間基地の撤去を第1歩に、「基地のない日本」を切り開くことが強く求められています。鳩山政権の決断が問われています。米軍の訓練移転の受入れのひとつに「沖縄の負担軽減」があります。県民大会の決議を生かす市政を続けるなら、米軍の訓練移転も市長選で問われることになりますネ。
夕方のこと。自称“苫小牧の息子”さんから「お見舞いに行きたいが、部屋が判らないので(病院の)玄関前に来て・・・」と携帯電話が入り、病院に着くと大きな藤色の胡蝶蘭(添付写真)を持参していました。「病院では生花は禁止されているの で・・・」と説明すると、「じゃ、写真に撮って見せてあげて・・・」見舞いの後、自宅まで届けてくれました。「何故、胡蝶蘭なの?」と参考までに伺ったところ、「藤色は(母の)名前(フジ)の通り。花言葉は“幸せが飛んでくる”ように早く元気になってほしいから」と産地(安平町早来:アグリファーム)からのものと判りました。母のベットサイドで、「僕のこと判りますか?後で写真を見てネ!」と挨拶すると(母が)「アーウー」と声を出して笑ったので感激していました。昨年の母の日に“胡蝶蘭”をプレゼントされたことを覚えているようです。「予想していた以上に元気なので驚きました」と喜んでいました。