短時間の早朝ウォークでも汗をかく好天に恵まれました。午前9時に駅北口前に原水爆禁止2010年世界大会に出発する代表団が集合し、各団体か ら見送りする人も参加しての出発式を行いました。(添付写真)
午後9時をまわりましたが、この時間帯でもちょっと汗ばむ気温ですが、代表団はもっと熱い“灼熱”の広島市でエアコンなしではいられない状態だと推測します。
出発式後、私は代表団7人を分乗して新千歳空港まで見送ってきました。4泊5日の日程だけに、みなさん大きなカバンに何を入れているのか?筆記用具や資料集など用意して、実り多い学習の成果を期待しています。
核兵器廃絶との関わりで嬉しいニュースが届きました。
ビキニ環礁が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されました。米国は太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁周辺で、1946年から1958年の14年間で67回にもわたる水爆実験を繰り返していました。私が生まれた翌年の1954年3月1日、水爆ブラボーの実験中、航海上で遠洋マグロ漁船「第5福竜丸」(静岡県焼津漁港)が被曝し、無線長の久保山愛吉さんが半年後に血清肝炎で亡くなりました。私も平和運動に参加するようになって、北海道代表団の一員として“3.1ビキニデー集会”に参加したことがありました。「第5福竜丸事件」から56年が経過しましたが、今年の原水爆禁止世界大会を前にビキニ環礁が世界文化遺産に登録されたことは大きな意義があると思います。広島・長崎の原爆だけでなく、こうした核実験によってビキニ環礁の地形と自然環境、さらには放射能の後遺症で多くの島民が苦しんでいます。
人間がつくる核兵器は人間の力で廃絶することが出来ます。核兵器廃絶を実現するために、私も微力ながら頑張って行動の継続を決意しています。
昨日、書き込みました原水爆禁止2010年世界大会の報告集会は9月4日(土)午後6時半からアイビープラザで開催します。ぜひ、参加してください。