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核廃絶の具体的行動を!

2010年08月06日 12時10分56秒 | インポート

 苫小牧では今年最高の気温(11時時点で29℃)。会う人が「熱い!・・・」の連発でしたね。今朝は、65年前に広島に原爆が投下された8時15分に、平和記念式典をTVで見ながら1分間の“黙祷”をしました。この1年間だけでも5501人の被爆者の死亡が確認され、原爆死没者慰霊碑に納められた名簿の総数が269446人となりました。今なお、癌など様々な病気を発症し、死の恐怖に脅えながら生活を余儀なくされている被爆者の方々がいます。5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議では「核兵器のない世界の平和と安全を達成」することが一致して決意し、核保有国が「自国の核兵器の廃絶」を実行することを確認しました。次は、被爆者・家族・被爆国国民が強く望んでいる「核兵器のない世界」のための具体的な行動です。その重要な役割を果たすのは、被爆国日本の政府がイニシャチブを発揮し、原爆症認定(不認定者が多い)を直ちに行い被爆者援護の完全実施を実行すべき、と考えます。米国の「核の傘」や「抑止力」からの離脱こそがその第1歩です。

 今年も秋葉忠利広島市長の「平和宣言」を聞きました。冒頭に広島弁で、「ああやれんのう、こがあな辛い目に、なんで遭わにゃあ いけんのかいのう・・・こがあないびせえこたあ、ほかの誰にも あっちゃいけん」と被爆者の思いを代弁し、「核兵器廃絶の緊急性は世界に浸透し始めており、大多数の世界市民の声Img_12251 が国際社会を動かす最大の力になっている」とし「今こそ、日本の出番です。『核兵器廃絶に向けて先頭に立』っために、非核3原則の法制化と『核の傘』からの離脱、そして『黒い雨降雨地域』の拡大、並びに高齢化した世界すべての被爆者にきめ細かく優しい援護策を実現すべき・・・核兵器のない世界を1日も早く実現することこそ、私たち人類に課せられ、死力を尽くして遂行しなければならない責務である」と宣言しました。

潘国連事務総長も戦争体験にふれつつ、「私は世界平和のため、広島に参りました」と述べ、「ともに広島の炎を消そう。その炎を“希望の光へ”と変えよう」と核廃絶の実現を呼びかけてくれました。

市役所2階の市民ギャラリーでは昨日から原爆パネル展が開催されています。パネルを見ながら、私が1期目のとき、「核兵器廃絶を求める国際署名」運動

に関わって苫小牧原水協で“原爆パネル”を購入し、街頭署名などで活用しました。せっかくのパネルを市民にも見て頂くために、苫小牧原水協主催で市役所2階市民ギャラリーを活用して原爆パネル展を行いました。数日間の期間中でしたが多くの市民から意見が寄せられました。この経験を生かして一般質問でとりあげ、「行政として(パネルを)独自購入して平和事業(原爆パネル展)をすべき」と提案したことを思い出しました。午後からは、港まつりで出店(岩手県人会)のお手伝いに行ってきます。