12日の夜に帰省した長男の夏休みも今日で終わり。夕方、新千歳空港から無事帰りました。短い休みとは言え、猛暑日から5日間涼しい北海道で過ごし、友だちとの再会など楽しんだことと思う。「明日から、超激暑で仕事をしなければ・・・」とエアコンなしでの過ごした休みは格別だったようです。
私の(青春)時代には帰省するお金すらなく、年末・年始残留組(帰省しない・出来ない)でカップラーメンなどを食べて新年を迎えた経験があります。でも、そのことも“楽しい”思い出になっていますが・・・。今は、長男の判断にまかしています。(自分なりに考えての行動だけに)
仕事を覚えるのも大変なようです。後輩も出来て1番頑張らなければならない2年目。自分の仕事に関わる製品があると「これは、俺たちが作ったもの?」だと思う、と社会貢献していることに少し自信をつかみ、“ものづくり”の楽しみを覚えてきたように思います。「“嫌だから”と簡単に辞めることは出来ない」との話を聞いて、厳しい雇用環境も知っているようで一安心しました。
帰る前に母のところに顔を出しました。「おばあちゃん!また来るね。もっと身体が動けるように“リハビリ”で頑張って!俺も頑張るから・・・」と耳元で囁くと、母も(長男の顔を)じっと見つめながら、「あのね!あのね!・・・」と何か伝えたかったのか?きっと「身体に気を付けて、頑張るんだよ!」と言いたかったのでしょう。「おばあちゃんの“笑顔”を見られて良かったよ!」と彼なりの誠意が伝わったようです。
まだ、社会人として成熟していない、とは言え、ものづくりの後継人としてしっかり頑張ってほしいと思います。
過日、複数の弁護士事務所から手紙が届きました。内容は“司法修習生の給与制存続”を求める署名依頼です。司法修習生(1年間)とは、裁判官、検察官、弁護士になる前の研修中の者で、“法律家の卵”です。これまでは、司法修習生には、国が給与を支給していましたが、今年11月から「給与制」を廃止し、修習期間中の生活費等を「貸与制」に移行するようです。国民の基本的人権の擁護及び社会正義の実現を図るための様々な人権擁護活動は、社会的弱者を守る上でも必要不可欠であり、その活動を行う法律家(弁護士)を育てるのは、国の責務だからこそ“給与制”が存続していたものと理解していました。
私も、高校、大学(2部)では奨学金などを使いました。卒業後、社会人となって返済しましたが、“司法修習生”はそれ以前から多額な費用が必要です。
私が出来ること。僅かばかりですが、5名連記の署名を集め、札幌弁護士会に郵送しました。