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日米訓練移転11/8から開始!騒音加重など不安

2010年11月01日 21時45分21秒 | インポート

 11月がスタートしました。今朝は定例街頭宣伝を行う日でしたが、空模様を窺いながら無理せず“中止”しました。(8時頃に降雨)適切な判断をしたと思います。

 不適切な判断を例えると、菅政権による米海兵隊普天間基地(宜野湾市)の名護市辺野古への「移設」の押し付けです。その理由づけに“沖縄の負担軽減”を持ち出しています。そして、例の如く“飴玉”の地域振興策をチラつかせていますネ。米軍専用基地があるために基地被害は、安全や犯罪など数多く、さらに外来機など目的地外着陸(ダイバート)も含め異常な騒音被害は深刻です。(昨年、嘉手納基地を視察)嘉手納基地の滑走路の改修工事によって、普天間基地に飛来させているのが、騒音被害(120デシベル前後)をさらに増加させています。これを容認しているのが、現政権の姿勢です。普天間基地の撤去が政権公約だから、いまさら「負担軽減」の理由づけに道理はありませんし、問題解決の道は、無条件返還しかないのは政権政党も判っている話。普天間基地は“世界一危険”な基地であることは、アメリカも認めていること。何故、アメリカにきっぱり要求しないのでしょうか。

 そんななかで、11/8から19日までの12日間(土・日を除く)千歳基地に沖縄・嘉手納基地Img_0596 所属の米軍第18航空団と自衛隊(千歳基地所属第2航空団と三沢基地所属第3航空団)が合同で戦闘機戦闘訓練を行います。参加規模は千歳基地では初めての“タイプⅡ”で米軍戦闘機F1512機も飛来する予定です。参加人員は何と約190人とも報告されています。千歳基地所属のF15戦闘機も8機程度、さらに三沢基地所属のF2戦闘機も加わるので、これまで想定したことのない“爆音”が市民にも聞こえてくると思います。同時に、約190人の米軍が参加するとなると、外出・外泊など治安問題が不安です。

 市長は「嘉手納基地から飛来しての訓練だから、“沖縄の負担軽減”になる(沖縄・嘉手納基地で行わないから)」と議会答弁を繰り返していますが、実際は嘉手納基地から飛来した戦闘機の機数だけ、外来機が嘉手納基地に飛来して訓練を行うので負担軽減にはならないことは明白です。正しくは基地分散化による訓練拡大に結び付くものです。

 普天間基地の辺野古移設を決めた「日米合意」を白紙撤回し、無条件返還こそが沖縄県民の願いです。そして、千歳基地などでの訓練移転は中止すべき、と私は考えます。