今朝は、今年一番の寒い朝でした。さすがに朝宣は堪えました。いつもなら30分間の演説も今日は15分間で止めて後かたづけをしていると、自家用車の窓を開けて「今日は、(演説)いつもより(終わるの)早いネ!・・・」と何人かの方から激励の声がかかりました。午前中は12月議会提出議案の“会派説明会”がありました。
内容は、私が6月議会の代表質問で既設住宅用の火災警報器の普及率向上のために緊急雇用対策を提案しました。その予算がようやく12月議会の補正に(住宅用火災警報器)設置推進事業として9.598千円が計上されました。
この時期、相談活動などで訪問する機会があって、行く先々で「寒いから、あがって行きなさい・・・」と心温まる“お茶”を御馳走になります。
「身体が温まりました・・・」とお礼を言うと、「一杯茶じゃだめ。もう一杯・・・」と勧められますが、何件か続くとお腹が一杯になってしまいます。
日中は高齢者宅が多いことから、「住宅用火災警報器を設置していますか?」を伺うと、設置状況が半々です。設置している家庭では「子供たちが心配してくれて付けてくれた」などと既に設置している家庭も増えてはいますが、「そんなことは知らない・・・」など義務化されていることまで知らない方もたくさんいます。
「来年の5月31日までに設置しなければ・・・」と説明すると、「“TVもデジタル”と何でお金のかかることばかりするのかネ!火災警報器は自分の生命に関わることだし、他人にも迷惑をかけることだけに話は判るけど・・・」と予定外の支出に頭を抱えています。
今度の緊急雇用対策で普及率を促進するのでは、無駄な予算付けとなりかねません。私が議会で指摘するまで普及率向上の対策すらとってこなかっただけに、この時期にはせめて非課税世帯の高齢者などで設置困難な世帯には、無償貸与をするなど設置促進策が強く求められます。そこまで、市は考えているのか?安全・安心なまちづくりを目指すには、そこまで考えるのが行政の役割と思います。
もうひとつ気になる話は次回に書き込みます。