昨夕は、友人の紹介で苫小牧駒沢大学を卒業された留学生を含む20代の若者たちと懇親会を行いました。卒業した留学生たちは、帰国しないで日本国内で立派に社会人として勤めています。近況報告のために、私の友人と久々の再会に同伴することになりました。
約束の時間前だったので、友人と知り合いのお店で軽食でも、と寄ってみると、カウンターに知っている顔の方が座っているのに驚きました。友人を紹介すると、「もしかして、○○さんのお兄さんでは・・・」と私の知らない会話が飛び交います。すぐに妹さんに電話し、「いま、渡辺議員と同席しているが、同伴している友人があんた(妹さん)の高校時代の同級生だって言うから・・・代わるネ」と目の前を携帯電話が手渡しされます。偶然とは、こうしたことを言うのでしょうか?
私の友人とお店で会ったお兄さんは同じ町内(歩いて3分のところ)でも初めての出会い。しかし、疎遠だった妹さんが、今年の4月から苫小牧市内(見山町)に住んでいることが判りました。彼曰く、「それなら、(自宅から)歩いても10分はかからないネ・・・」と会話のテンションは上昇するばかり。(兄と称する)友人は、「こんな偶然はないネ。もし時間がなかったら、こんな出会いはなかったはず。しかも、初対面なのに・・・」と同級生の再会(電話)に協力出来たので満足感に慕っていました。
約束の時間なので、指定されたお店に向かうとまだ来ていませんでした。しばらく、二人で会話していると、「ニーハオ!待った!何時から来ていたの?・・・」と卒業された留学生たちが・・・。私が驚いたのは、友人の中国語での会話力でした。
近況報告などを聞き、留学した当時の事を伺いました。
一人の若者は、中国の高校を卒業後、1年間地元の日本語教室に通いながら(会話程度の)日本語を習得し、4年間の学生生活ですっかり日本語をマスターしたようです。苫小牧の最初の印象を伺ったところ、「人がいないので驚きました!」と素直な答えが返ってきました。(中国の人口の1/10ですから)苫小牧駒沢大学では、「国際交流センターがあって困ったときには助かりました。先生たちの支えがなければ卒業や就職は出来なかった・・・」と感謝の気持ちが私にも伝わりました。
もう一人の若者は、中国の4年生大学を卒業して、中国で日本語を勉強してから、留学しているので大学生活だけでも10年。努力家なんですネ。日本語は本当に上手です。
4月に秦皇島市(友好都市)に行ってきましたが、苫小牧駒澤大学を卒業された方が現地通訳で対応してくれました。まだ30代ですが、外資系企業の人材派遣会社の中間管理職として頑張っていました。市民の念願が叶って誘致出来た“公設民営”の大学です。卒業後にたくさんの人材を輩出している役割に確信をもって大きく成長することを期待しています。