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増税談合は国会の形骸化への道!

2012年06月09日 17時31分24秒 | インポート

 午前中、党事務所で会議中に何気なく外を見ると、いきなり大粒の雨が降ってきました。予報では曇りの1日だったはず。帰宅して地元紙を見てさらに驚いたのは、運動会の記事でした。雨のなかで、子どもたちが元気いっぱいに“大玉転がし”で頑張っている姿には感動しました。主役の子どもたちはもちろんのこと、決断した学校関係者、そして傘をさしながら応援した保護者の方々の苦労が想像出来ます。

 こんなに一生懸命に頑張っているのに、政治家は何をしているのでしょうか?

一昨日の民主、自民、公明3党の幹事長会議の模様がニュースで報道されました。消費税大増税をはじめ「社会保障・税一体改革」法案で自民・公明が修正協議に応じるという“増税談合”の動きが開始されました。

 この間のマスコミの世論調査を見ると、国民の過半数が消費税増税に明確に反対しています。ある全国紙(6日付け)では「今国会で成立させるべき」と回答した方は僅か17%です。民主、自民、公明3党の支持者からも明確に反対されている結果が数字に示しています。苫小牧でも同じ意見が多数派です。

訪問先や地元経済人からも、「この不況下で消費税増税をしたら商売を辞める」、「被災地復興の議論は先送りして、国会議員は何を考えているのか」など厳しい意見が寄せられ、日増しに増税反対の世論は高まるばかりです。

許せないのは、自民党(公明党も)が「会期内に採択せよ」と迫り、民主党の幹事長は「修正協議が整えば、その日にでも採決出来る」と述べる態度です。この間も“3党合意”を前提にことごとく悪法を強行してきました。

 このような特定の政党(民主、自民、公明)による“密室談合”・“増税大連合”を国会より上に置くのは、まさしく国会の形骸化をまねき、議会制民主主義を蹂躙するものです。

 今日は、午後から志位和夫党委員長が来札して、北海道経済懇談会が開催されていますが、その内容は夜のニュースで報道されると思います。

 21日は6月定例議会が始まる日ですが、国会の会期末です。

 何としても、民意(消費税増税に反対する)に真っ向からそむく“増税大連合”を世論の力で廃案に追い込みましょう!