運動会シーズンで気になるのは天気予報ですネ。
訪問先で、「私のようにパートで働いているとこの時期休みをとるのが大変なんです。雨で順延すると翌日も・・・。でも、親としては頑張っている子どものことを考えると、『明日、天気にな~れ!』と祈る思いです」と晴れマークを期待していました。
今日の午後のこと。北海道文化放送(uhb)スーパーニュースの記者から議員控え室で取材を受けました。過日のこと、「渡辺議員ですか?“がれき”問題で取材をしたいのですが・・・」と言う依頼を受け、今日の午後2時から○○記者とカメラマンが来庁しました。
事前に取材内容を打ち合わせするのか?と思っていましたが、突然カメラのスイッチと目の前に大きなマイクが・・・。実は、5月25日に開催した安全・安心のまちづくりに関する特別委員会で、市が示した「災害廃棄物の受け入れに関する安全基準に対する考え方」で説明と質疑が交わされ、私の質問が取材のきっかけになったようです。
私は5/19に行われた“東日本大震災によるがれき処理を考える”と題する宮古市議会の田中尚議員(日本共産党市議団長)の講演を聞いて、「木質系災害廃棄物の再生利用では、被災地(宮古市)では“宮古ボード工業”が頑張っています」と言う話を聞きました。その後、岩手県と宮城県での災害廃棄物の総数量が大幅に修正され、例えば宮古地区(宮古市・岩泉町・山田町・田野畑村)では、当初13万トンの木質系廃棄物が2万トンに減少し、「地区内でも山田町しか広域処理を依頼するものがない」と理事者の説明を受けました。
質疑で私は、「・・・その量であれば県域内で処理出来るのでは?宮古ボート工業では“復興ボード”として生産している。輸送コストを含めお金を使うのであれば、被災地の仕事と雇用対策に役立つ対応こそ復興になる。道を通じて岩手県で(木質系災害廃棄物は)広域処理の対象なのか、問い合わせる必要があるのでは」と質問しました。菊池副市長は「被災地で処理出来るのならそれが望ましいこと。苫小牧市から“お願いしている”ことではない。さらに、正確な情報を含め道を通じて確認する」と答弁されました。市民のなかには、広域処理そのものに反対する方がいます。私は、以前にも書き込みしましたが、災害廃棄物=放射性廃棄物とは考えていません。放射性廃棄物については、安全性など専門的な見識が必要ですから、「この数値だから安全」という判断は私から言えません。でも、被災地復興に当たり、県域内で処理できない災害廃棄物の広域処理は必要と考えます。このことで、多くの方からバッシングを受けましたが、私は以前から“放射能の拡散”は反対ですし、また同じ事を繰り返す原発の再稼働には明確に反対です。
あくまでも、災害廃棄物(放射能を含まない)という視点で広域処理を考えるべきと考えています。
前出の田中市議は、「被災地で広域処理をお願いする場合は、安全性を十分検証したものしかお願い出来ないです」と明確に言っていました。
今日のテレビ取材で、「1時間近く取材していましたが、放映されるのは何分かですネ」と伺うと笑っていました。放映予定は、6月11日(月)の午後6時15分頃です。