苫小牧市議会で初めて“政務調査費”を活用して日本共 産党市議団(4人)が主催する“議会報告会”を開きました。平日の午後6時半から、という時間帯だけにどれだけの参加者がいるのか正直不安はありましたが、開会時間前には用意したイスがほぼ満席(80席)に近く大成功でした。
最初に、私が党市議団を代表して参加者全員に配布した6月定例議会の報告書(議会関連記事も添付資料に)に基づき、防災対策と行政改革に限定して30分間で報告。一般質問をした谷本誠治議員は介護と保育行政を。冨岡隆議員は総合開発特別委員会での訓練移転の状況について。最後に小間寺幸恵議員が“第1学校給食センターの民間委託”に関わる議案について報告しました。報告後、質疑時間をとりましたが、フロアーから4人の方が質問・要望が出されました。
①防災対策に対する行政対応②メガ・ソーラー誘致とCCS(二酸化炭素削減技術実証試験)の誘致に対する見解③介護保険があっても“老々介護”、“認々介護”の現状に対する対策策④住宅用火災警報機の普及・促進に対する見解を求められました。党市議団を代表して、ひとつひとつの質問に対し、不自由分さはありましたが、お答えしましたが、すべて満足出来る回答ではなかったと反省しています。(予告無しの質問だけに答弁する理事者の気持ちがわかります!)
今回、こうした機会をつくるには相当に準備が必要でした。党市議団4人が共同しての報告だけに、手探りの状態でしたが、参加者から感想を含め、「次回の日程を早く知らせてほしい!」など、議会に対する関心の広さを感じました。
今回の“議会報告会”はスタートです。運営上に様々な意見が出て良かったと思います。行政は“まちかどミーテング”を行い、議会は“議会報告会”を進める。立場や考え方の違う方が参加して今後の議会運営に生かす事もたくさん学びとることが出来ました。用意した質問・意見・要望を自由に記載できる用紙も用意しましたが、何人かの方から貴重な意見が寄せられました。
党市議団として、年4回の定例議会を含め“議会報告会”を開催しますが、次回の議会報告会のあり方(テーマごとに)について課題は残りました。市民と議会の接点を身近に感じて貰える機会か出来たことが大きな収穫でした。