日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

幸ちゃんと逃げるー

2005-07-19 | 我が家で暮らした犬達
幸ちゃんは、利口で優しい犬でした。
自分より小さい犬には決して手を出しません、どんなに相手が吠えて手を出して来ても。
でも自分より大きい犬には挑もうとするのです、声を低くして、鼻筋にしわを寄せて姿勢を低く構えます。散歩の時など、怖くて私が直ぐ連れて逃げました。幸ちゃん勝自信あったのかな?
ところが、幸ちゃんにも、どうしても苦手な犬が一匹だけ居ました。
その子は、ボクサー犬で幸ちゃんより一回り位大きく若い子でマリちゃんと言いました。
マリちゃんは公園に着くと何時も離してもらっていました。
そして、幸ちゃんと出会うと、敵と思うのか、嫌な奴なのか幸ちゃん目掛けて走り出します。するとそれを見たご主人が「逃げてください、食らいついたら大変ですー」とおっしやるので
私と幸ちゃん逃げる姿勢に成ります、マリちゃんの足の速いこと。
大きなグランドの反対側に居ても直ぐ近づきます、「幸ちゃん逃げようー」二人でとにかく走ります、足が縺れて倒れそうな位必死で・・・ご主人のマリちゃんを叱る声が遠くに聞こえたら・・・足を緩めて「はあ・はあ」言いながら「怖かったねー」と顔を見合わせて笑いました。
いつでも公園でマリちゃんを見つけると、とにかく直ぐ走って逃げました。
そして、ず~とマリちゃんにだけはどうしても近づけませんでした。
(ツールで描いた犬は幸ちゃんのつもりです、次に描くときは、もっと優しい子に描いて上げたい!)