日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

白助君とのお別れ

2005-07-29 | 嘗て我が家の猫達
猫は雄より雌の方がよく遊びます。雌は子育てをするためなのでしょうか、年を取って、おばあちゃんになっても良く玉とりなどして遊べます。
雄の方は遊ぶのは、せいぜい生まれて1年までくらいで。それ以降は猫じゃらしを見ても、ちょっとだけ手を出すくらいで、後はめんどくさそうに見てるだけです。
マーちゃんは女の子、20年居ましたが最後まで玉とりして遊べました。
さて白助君ですが、秋が過ぎ少し寒くなった頃、風邪でも引いたのでしょうか、
少し元気がなくなりました。動物達は自分の力で直す本能を持っているので、直ぐ病院ではなく、暫く様子を見ていました。しかしだんだん弱っていくので先生に診て頂く事にしました。
そして、その日病院の開院10時を待ちながら、私は2階の部屋を掃除してました。
側に白助君の入ったカゴベットを置いて「10時になったら先生のところへ行こうね」と話しかけ、
太陽の陽射しが暖かったので窓を開けてベットに陽射しが係る様にして上げて、もちろんベットにはコタツも入れていました。
私は時間が来るまで1階の掃除をして、10時前通院カゴを持って迎えに2階に上がり「白助君、さあ行こうね!」とベットを見ると白助君居ないのです。
もう弱ってふらふらしていたのにです、2階のベランダから下の庭に降りるには、屋根伝いに降りなくてはいけません。
あの身体で降りられたのかな?・・と不思議な思いでした。
それから、必死で探しました・・・でも居なかったのです何処にも。白助君は何処へ行ったのでしょう?
・・・猫は死に顔を見せない、死ぬ時は誰にも見えない所で静かに死ぬと言われます・・・とすれば、白助君もそうしたのでしょうか?
残念でした、元気にして上げたかった・・・
白助君の我が家で暮らした日々は短かったけれど、私達家族の心を沢山癒してくれました。
(写真はピアノの上の真っ白の白助君です)