ウランちゃんも年をとり、少しづつ体力も衰えて行きました

夜寝る時は、何時も私たちと一緒に二階に上り
ウーちゃんのベット (私たちの枕元に置いていた) で寝たり
私たちの布団で一緒に寝たりしたのです

ウーちゃんは可愛い子で、とっても付き合い上手でした

私と二階に上がると、まずTさんの布団に近寄り
横になって、テレビを観ているTさんに 「一緒に寝た~い!」と
枕元で鳴きます、するとTさんが 「は~い! ウーちゃん、良く来たね! おいでっ」
と言って布団の中に入れて、腕枕をして寝かせます
ウーちゃん、喉をゴロゴロと鳴らして精一杯愛想をして
Tさんに付き合います・・でも・・何時も付き合うのは5分だけでした

5分過ぎると、す~っと布団から抜け出て
私の布団に入ります、必ずでした
きっと、我が家の主人はTさんだと分かっていたのでしょうね

だから、まず一番に御主人様(ボス)に付き合って
それから、次に一緒に寝る 「お母さん」 の布団に入るのだったのでしょう

こうして毎日、お決まりの夜を二人と一匹で寝ました。
この話続きにします。
(絵・・オキナ草・・さつき画)