日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

榮久庵憲司の世界展を観ました

2014-11-30 | 日々つれづれ
  今日は妹が「 榮久庵憲司の世界展 」の入場券が2枚あるので観に、
  行こうと誘ってくれたので、午後から雨の降る中バスで出かけました。

     
    県立美術館前のポスター       展示最後の道具寺村構想

     
       仏像前の、暗い部屋一面にに広がる「 池中蓮華 」
       鳥や蝶もいて鳴き声や動く姿が見られ綺麗でした

  ・・・リーフレットより・・・
   広島が生んだデザイン界の巨匠
   榮久庵憲司の世界展

   榮久庵憲司は、日本にインダストリアル・デザイン (工業デザイン)とい
   う概念を切り拓いたパイオニアです。その作品は醤油瓶から新幹線まで
   「 これもそうだったの!? 」 と思うほど幅広く、それらがすべて榮久庵と
   そのグループに(GK Design Group)よって生み出されたものであるという
   事実には目を見張るものがあります。また、その活躍は日本にとどまらず
   アジア初の国際インダストリアルデザイン団体協議会会長に就任するなど
   世界のデザイン振興に大きく貢献しました。今年、デザイン界のノーベル
   賞ともいわれるコンパッソ・ドーロ (黄金のコンパス賞) 国際貢献賞を、ア
   メリカのアップル社やイタリアのジョルジョ・アルマーニと並んで受賞する
   という栄誉を受け、改めてその功績が評価されています。
   その彼の活動の原点は被爆直後の広島。焼け野原に立った彼は壊れた
   電車や自転車など、さまざまな「もの」から、もっと役立ててほしいという声
   を聞いたのだと言います。一時は原爆症で他界した父の後を継ぎ僧侶への
   道を歩みますが、美しいものを沢山の人に届けたいという想いが募り、デ
   のザイン世界へ転進。さまざまな仕事を通じて「人」と「道具」のあるべき
   関係を提案し続けています。
   この展覧会では「アート」と「ものづくり」、二つの垣根を取り払い、戦後日本の
   デザイン界創建と国際化に尽力してきた榮久庵憲司の世界を、彼の理想世界を
   具現化したインスタレーション等も交え多角的にご紹介します。

 とリーフリットにはありました。榮久庵憲司さんは、ほんとそれは驚くほどの凄い
 数のデザインをされているのですね ! 先ずはキッコーマンの醤油瓶、子供のころ
 から見てなじんだ瓶、炊飯器、スプーン、魔法瓶、携帯、自転車、バイク、電車、
 飛行機、アストラムライン、住居、街の道路、などとなどまだまだ沢山ありました
 数々のデザインを手掛けられている事を展示を見て知り、素晴らしい作品を見させ
 て頂いたと思いました。

    

展示を観終わって展示室を出ると1階のロビーからクラッシックの演奏が聞こえてきました。
大植英次プロデュース 「威風堂々クラッシックアンサンブル」で「ビヴァルディ/四季」 を
15人の方がヴァイオリン・ヴィオラ・チェロで素敵に演奏されていました。
1階は人で一杯だったので、しばらく3階のフロアから楽しく聞かせていただきました。

雨の中を出かけた日曜日でしたが、デザインに音楽にと素敵な時間を楽しんだ午後でした。