ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

チマチョゴリ用ポーチ創作顛末記

2005年09月09日 | 作った
ピンク色のチマチョゴリを指して、うちのダンナさんは言った。

「これがいい。」

そうか、ピンクか。
んなら、手に持つポーチもピンクが良かろう。
なんか、フワフワした感じので作りたいなぁ。
ビーズとかで飾っちゃって、綺麗な色の紐を使いたいよなー。

ご存知百万両でそんな事をブツブツ言いながら物色物色物色。
淡いピンク色の薄い布発見!
高い・・・
けどしょうがない。
50cmだけ買うことにしよう。

紐はこれがいいな。
1m買おうとして、一応店員さんに訊いてみる。

「ちっちゃいポーチの紐、1mで大丈夫ですかねぇ?」
「1mだとこれ位にしかならないわよ。」
「あ、意外に短いですね。」
「そう、結ぶと短くなっちゃうからねー。」
「じゃ、1m50cm下さい。」
「その方がいいわね。足りないと作れないからね。」
(全くもってその通りです。)

後はビーズ。
細長い淡水パールっぽいヤツを買う。

さ、これで素敵なポーチが出来るわん。

んが!
確かに薄い布を探したさ。
探して、そして買ったさ。
にしても薄かった。
薄すぎた。

ビーズを糸で留めていこうとするが、余りの布の薄さに頼りなーい。
玉結びが薄い布から出てきちゃった。
だ、だめじゃん!

極め付けが布同士を縫い付けていこうとミシンをかけたら・・・
ミシンが動かないよーん。
薄すぎて反応してない?

やばいじゃん。
出来上がるの?

色んな所を騙し騙し縫っていく。
 
ああっ、よれてるよ。を騙し。
糸、つってるってば。を騙し。
あれ?ここ縫えてないじゃん!を騙し。
ホントは持ち手を付ける筈だったのに・・・を騙し。

とにかく自分を騙しながら作っていく作業の辛さよ 
何とか出来上がったのがコレ。




奮闘しつつオーダーしたチマチョゴリ
騙し騙し作ったポーチを持って行った結婚式の様子はまた後日・・・。
コメント (2)
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チマチョゴリ購入顛末記

2005年09月09日 | 買った
本日9月9日はAルモンとMンジの結婚式。
飛ぶ劇場の劇団員は仮装して行かなければならないらしい。
と、言う事を聞いたのは8月の半ば。

は?
仮装?
意味分かんね。
まあ、いいや。
私、もう劇団員じゃないもんね。
と、余裕ぶっこいていたら
「劇団員とその家族は仮装して来て下さい。」と言う怪文書が回ってきた。

えーーー?
何を着て行ったらいいのぉーーー?

ピカリ  閃いた!
韓国好きの私ならではの・・・

チマチョゴリ これだ!

で、買いに行った8月24日
下関駅前の商店街。
入ってすぐの所に、「民族衣裳」の看板と共に、
色とりどりのきれいなチマチョゴリが下がっている店を見つけた。

すわ入店!しようとしたが、1軒目で決めるなんつーのも芸が無い。
確か、この通りには何軒かチマチョゴリを売っている店があった筈。
しかし・・・
あれ?ないなぁ。ちょっと聞いてみよう。

「この辺に韓服(ハンボク)売っている店ありませんか?」
「このもう少し先の交差点を渡った所にあるよ。」
「どうもありがとうございます。」

結構な距離を歩いて交差点を渡り、更にちょっと歩いた所にチマチョゴリ屋はあった。
さっきの店より豪華な刺繍の施してあるチマチョゴリが下がっている。
恐る恐る店に入り、値段を聞いてみる。
と!
オーダーだと10万円、既製品でも5万円はするとの事。

アホか・・・
祝儀より高い服なんか着て行けっか!

うすーく笑いながら店を後にする私達。

「どうも失礼しました~。」

もういい。
最初の店に行こう。
でも、そこでも高い事いわれたらどうしよう・・・

少々の不安を抱えつつ最初に見つけた店に入る。

「あのー、韓服買いたいんですけど。」
「誰が着るんですか?」
「私です。」
「・・・何の時に?」
「あ、結婚式です。」
「友達の?」
「はい。」

なんとか納得してもらったのか、じゃあどうぞって事になる。

ぶら下がっているチマチョゴリをアレコレ下ろしてもらいつつ、
下着を試着。

チマチョゴリの「下」に「着る」ものの意で「下着」です。
パンツとかブラジャーではありません。

・・・胸んトコのファスナーが閉まらん。
あれ?
一番大きいの着せてもらうけど、やっぱり閉まらん。
お店のお姉ちゃんが、コレデモカ!!と力一杯ギューギューしてくる。
んでも、ムリだ。閉まんねぇ。

ぬーん。
肉・・・増殖を続けてるからなぁ。
やっぱ、早くからダイエットしときゃ良かったよ。

下着のファスナーはとりあえず置いといて、
うちのダンナさんが「これがいい。」と言って決めた、ピンクのチマチョゴリを着てみる。
チマは入らない事はないけど、後ろの重なりがもう少しないと下着丸見えです。
上のチョゴリも、腕んトコがキビシー・・・

こ、これは・・・
オーダー?

ややビビりながら

「オーダーすると幾らですか?」
「これが2万円だから、オーダーすると5千円アップで、下着が5千円ね。だから3万円!」
「(ほっ。想定内だ。)じゃあ、お願いします。」

て、事で予約する事が出来た。

2週間後

オーダーしたチマチョゴリが出来ましたとの連絡を受け、再び下関の地を訪れる。
ものすごい雨の中、なるべく雨に濡れないようにそろそろと下関へ向かった。

お店に入ると、この前のお姉ちゃんが笑顔で迎えてくれた。

「一応着てみます?」
「はいっ!着てみます着てみます。」

ビニール袋から取り出されるチマチョゴリ
意外に薄い。
もっとボリュームあるのかと思ってた。

下着はファスナーだった所がホックになってる。

「ファスナーだと下がってきちゃう事があるからねー。」
「ああ、そうっすねー。」

それでもかなりあちこちの肉を圧迫しつつ、
ホックが「ムリムリムリー」と言ってるのを聞かない振りをして止める。
それからチマを着せてもらい、チョゴリにも腕を通す。

「あら、いいわねー。この位フワッとしてた方がいいのよ。まだ若いし。」

と、お姉ちゃんは言ってくれたが、
鏡に映る我が姿はとてもじゃないが「あら、いいわねー。」ではなかった。

何?
でかい?
でかいダルマ?
しかもピンク?
膨張色?

鏡の中の私はうっすら笑ってる。
仕方ねーな。
作っちゃったんだもん。
諦念諦念。

洗濯の方法とか、紐の結び方とか、どんな靴を履いたらいいのかを教わって、
雨なので厳重に包装してもらいお店を後にする。

 

よし!
結婚式に着ていく服は決まった!
後は手に持つポーチかなんかがいるなぁ。
あ、作ろ。
作ればいいんだよ。イエーイ

そして・・・
チマチョゴリ用ポーチ創作顛末記へ続く。
コメント (4)
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