ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

2回目 ゲキ×シネ SHIROH

2006年04月13日 | 観た
4月13日(木)

昨日に引き続き、また観に行ってしまった「ゲキ×シネSHIROH」
今日は観ていて感じた事などを・・・。

まず舞台上に並べられたモニターに映る、都会の雑踏から始まったのを見て、
何を暗示させようとしているのかと、演出意図を探る。

このモニター、歌の歌詞が出て来たり、ギャグを字幕にして見せたりと、色々と活用されていた。

一番ショックを受けたのは、キリシタン達が最後の戦いに赴こうとしている時に映し出された、現代の兵器の数々。
火を噴く戦闘機。
爆撃される建物。
海を行く艦船。
聖戦と言う名の元に今現在も行われている戦争は、いつ終焉を迎えるのか見当も付かない。

島原でキリシタン弾圧に抵抗するキリシタン達もそうだったのだろうか?
一途に神に祈り、神の為に死に、ハライソに旅立とうと、
そう思って戦っていたのだろうか?
人を殺しあう宗教なら、宗教なんかいらないと思う。
神が本当にいるのなら、今この時行われている戦争をなくしてくれればいいのに・・・。

それから、目を奪われるのが、タイトルバック流れる中、映し出される宗教画の様な絵。
一体誰が書いたんだ。
知ってる人、教えて・・・。

真ん中にリオと思われる少女が描かれ、その左右に二人のSHIROH。
SHIROHに祈りを捧げる女。
戦い、傷ついて倒れた人々。
SHIROHを守ろうと刀を握り締める、まだ前髪もとれていない少年。
死者達を喰らおうと寄って来た、もののけ妖怪の類。
そして首だけの天使達・・・・
美しい。
美しすぎて、この絵の中に入り込みたい位だ。
芝居の中でも、大きな布(多分)に描かれて時々登場したこの絵。
哀しい物語を引き立たせるに充分な美しさだった。

「芝居を観る」
この事が私に充実を与えてくれ、生きる価値を与えてくれる。
芝居を観た事がない人が気の毒だ。
これからもたくさんの芝居を観る事だろう。
きっとその時々で心を動かされる事だろう。
たくさんたくさんの芝居に感謝。
芝居に関わる全ての人に感謝。
有難い事である。
コメント (2)
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ゲキ×シネ SHIROH

2006年04月13日 | 観た
昨日観た、「ゲキ×シネ第3弾SHIROH
もうすっごく良かったのー。
なんで私はこの舞台を観に行かなかったのか・・・、全くもって残念です。
スクリーンで観てこの迫力なら、生で観る舞台もきっとそれ以上に迫力があったはず。
なんと言ってもこのSHIROHはミュージカル。
最初から最後まで歌いっぱなしで、心にジンジン響いちゃう。

さて、何から書こう。
やっぱし一番輝いていたシロー役の中川晃教クンでしょう。
実は名前と顔が一致するというだけで、彼の事はほとんど何も知らなかった私。
「モーツァルト」で博多座に来ていたのは知っていたけど、
だからと言って食指が動かなかったのは、ミュージカルよりはお芝居の方が好きだからだったのかしら?
でも後悔。
観に行っときゃ良かった・・・。
「SHIROH」の中で顔をくちゃくちゃにして歌う彼に一目惚れ
猫科の動物を思わせるしなる体で、力一杯歌う彼を目の前にして、つい体が前傾姿勢に。
いやー素敵でした。

それからもう一人の四郎、上川隆也も良かったわー。
「天保十二年のシェイクスピア」の時よりは、歌も良く歌ってたし・・・。
やはり人気劇団で看板張っていただけの事はありますね。
中川君のシローとは対照的に、苦悩する姿が物語の雰囲気をかなり盛り上げてました。

秋山菜津子さんの、くの一お蜜も好演でした。
密偵としてキリシタン達と接触したはずなのに、いつの間にかシローの歌声に惹かれてしまう、悲しいくの一。
涙を一筋ホロリとこぼして死んでいくシーンに女優魂を見ました。

松平伊豆守信綱役の江守徹さんも、重低音のいい歌声でした。
久々に痺れましたね。
敵役なんだけど、なんだか憎めないキャラクターだし。
若い座組の中にあって、際立って「オトナ」でした。

リオ役の大塚ちひろは歌が良かったですね。
歌を歌ってる人なのかと思って調べてみたら、そうでもなかった。
女優さんなのですね。
でも、なんか別のミュージカルにも出てたような気がするんだけど・・・。

歌といえばレシーナお福役の杏子ネーさんでしょう。
バービーボーイズ時代からの変らぬハスキーボイスで、子宮をフルエさせてくれました。
どの俳優さんが歌うより、杏子さんの歌声が子宮に響くとは・・・。
バービーのCD、聴きたくなっちゃいましたね。

山田寿庵役の高橋由美子ちゃんは、ほとんど劇団☆新感線の準メンバーですね。
もう3作品目?でしょうか。
今回は非常にしっかりとした、芯のある役どころでした。

準メンバーと言えば、池田成志と植本潤のご両名。
二人に関してはもうメンバーと同じ位の思い入れで観てしまいます。
そしてもちろん劇団☆新感線のメンバーには、それぞれにアツイアツイ思い入れがありすぎて、
この気持ちをどう表していいかわかりません。
言いたい事が多すぎて、言葉が溢れ過ぎて、とても書く事が出来ません。
劇団☆新感線の事、それ位好きなんだなーと、改めて自分で驚く位・・・。

やはり、劇団☆新感線モノは、どんなモノでも観に行かなくちゃダメだなー。
東京のみ公演だと、かなり厳しいんだけど、なんとかやりくりして観に行かなくちゃダメだ。
「どうせゲキ×シネであるだろうから、舞台は観に行かない」なんて事してたら、きっとまた後悔するからね。

それにしても劇団☆新感線の事になると本当にウザくなるなー。
読んで頂いた皆様、どうもすみません。
そして、このゲキ×シネSHIROHを、もう1回観に行く事が私の中で決定しました。
スケジュール的に今日がラストチャンスなので、また行ってきます!!
14日までT・ジョイ リバーウォーク小倉でやってますので、お近くの方はぜひ~。
観て損はないですよー。
コメント (4)
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スパ+コーヒー+シロウ+焼き鳥

2006年04月13日 | 日記
4月12日(水)



お友達のYっこさんとお久しぶりのデート。
なんだか張りきって、朝11時に小倉にやってきたYっこさん。
まずはスパでランチ。

お久しぶりなんで、とにかく話しまくる。
場所をカフェに変えても話題は尽きない。
とにかく喋って喋って喋って喋った。

続きましてはゲキ×シネ第3弾「SHIROH」
つーか、コレがメイン。
18時半から始まって、休憩10分挟みーの、終演が21時55分。
ながっ(゜д゜;)
ええ?3時間15分もあったの?
そりゃ腰も痛くなるわ・・・。
感想は後日。

終わって焼き鳥。
Yっこさんの旦那さんもやって来て、3人でワイワイ楽しいお酒。
なんだかんだで0時を回ってお開き。
Yっこさんと旦那さんは福岡まで帰らなくちゃいけないのに、ダイジョウブか。

13時間近くYっこさんと喋り倒し喉カラカラです・・・。
お疲れ様でした~。
もう寝る
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