ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

桂春団治

2007年05月24日 | 観た
5月24日(木)

博多座で「桂春団治」を観て来ました。



「芸のためなら 女房も泣かす~」のは何代目の春団治なんだっけ?
しかしこの、おもくそ女性無視の言い草もすごいですねぇ。
私は別に男尊女卑がダメだとか、フェミニズムがどうとか言う人じゃないんだけど、
昔の芸事をする人達は、お金とか女性とかと、
いちいち頓着せずに、自分の好きなように付き合っていたんだろうなぁと思いましたよ。

この物語の春団治は、奥さんもいるのに芸者を揚げて遊び回る根っからの遊び人。
でも奥さんは「芸人の奥さんにやきもちは禁物」と見上げた心持ち。

それってすごいよなぁ。
私だったら絶対ムリ。
やきもち、妬くわそりゃ。

しかもこの奥さん、春団治が違う女性を身ごもらせてしまうと、さっさと自分から家を出て行く。
子供の父親になるからと、気持ちを新たにした春団治だったが、そこは根っからの遊び人。
女遊びが止むはずがない。
子供もいるのに、また新しい女性の家に入り浸り、とうとうそこに婿入りしてしまった。
そんな中、レコード会社の2重契約という、詐欺呼ばわりされてもおかしくない事件を引き起こし、
2000円(当時のお金で幾ら位なんだろう?2億位かなぁ?わかんないけど)もの違約金を支払わなければならない羽目に。
そこで助けてくれたのは、最初の奥さんと次の奥さん。

なんで自分を捨てた男の為に、そんな大金を・・・と思うけど、
やっぱ昔の女性はすごいよね。
情があるっていうのかな。
一度は自分を愛してくれた男の為にそこまで出来るもんなのかしらね。
最後はホロリと泣かされました。

しかし、
ジュリーですよ!
子供の頃は、ジュリーの醸し出すエロスに「何だかイケナイこと」を感じていて
そこが魅力でした。
「秀樹スキー」とか「ひろみスキー」とかと同じテンションで
「ジュリースキー」と言ってはいけないような「何か」を感じていましたね。
いやー、やっぱカッコよかったッス。
コメント (2)
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