ぴよこ日和

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二度目の中村勘三郎襲名披露公演 六月博多座大歌舞伎 昼の部

2006年06月26日 | 観た
6月26日(月)

6月のお楽しみだった、「中村勘三郎襲名披露 六月博多座大歌舞伎」


本日が千穐楽と相成りました。
いよいよ楽とは・・・。


客席はもちろん満員。
幕見席も殆ど残ってなくて、立ち見席もいっぱいらしい。
それなのになぜかB席には高校生の集団。
いまどきの高校生は授業で歌舞伎を観に来れるのか・・・羨ましい。
君達、折角の歌舞伎なんだから、静かに観てね。騒いだりすんなよ。

さて何日か前に勘太郎君が靱帯を伸ばしてしまって休演との事で、配役が替わってました。
私は一度ないし二度観てるので「あら、残念」で済むけれど、
勘太郎君を楽しみにしていた人には気の毒な事です。
さて、そうこうする内に幕が上がりそうですよ。



「一谷嫩軍記 ~熊谷陣屋」
 ※源義経→片岡市蔵
橋之助丈の熊谷、迫力のある芝翫隈の隈取りで登場。
熊谷陣屋は團十郎型と芝翫型とがあるそうで、
今回は橋之助さんのご先祖、四代目芝翫の型でおやりになりました。
それにしても橋之助さん、ちょっとお太りになったみたい。
顎の下が大変なことに・・・
それに比べて藤の方の七之助君、なんか痩せた?
代役のお稽古、夜遅くまで大変だったって聞いたけど、大丈夫かなぁ?
勘太郎君の源義経を市蔵さんが代役されてました。
そこまで出番のある役ではないので、つつがなく終了。

「連獅子」
 ※中村勘太郎休演
勘三郎さん、七之助君二人の連獅子。
上演記録を見る限り勘三郎さんと勘太郎君の二人の連獅子はあったものの、
七之助君と二人の連獅子は初めてのよう。
お二人の気合いを感じてか、毛振りの時は1階の前方でスタンディングオベーション。
会場は割れんばかりの拍手。
あまりの感動に私の涙腺も緩みました。素晴らしかった!




人情噺文七元結
 ※手代文七→中村七之助
勘太郎君の文七も観れて、そして今日は七之助君の文七も観れるとは、
怪我した勘太郎君とファンの皆様には悪いけど、ちょっと得した気分。
七之助君の文七の方が、痩せてるだけあって、余計に憐れ。
しかしタイトルは文七元結なのに、このお芝居の主役は長兵衛なんだよね。
勘三郎さん、おいしいトコぜーんぶ持ってっちゃった。
後ろで観ていた高校生達もかなりウケてる。
さすが勘三郎さん、本領発揮ですね。
このお話は観ていて本当に気持ちがいい。
ハートウォーミングな話でとても幸せな気分になりました。

昼の部は大盛り上がりの中幕となりました。
さてさて、夜の部はどうなったのでしょう?

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