おはようございます。
今朝のサーカス家のコーヒーは
ルワンダ キニニ サンプル焙煎です。
美味しい!採用!
今朝の上賀茂神社です!
久々にお供と。
なんか自信満々笑
京都は今日も天気がよく
暑くなりそうです。
九州をはじめ
台風情報には十分気をつけましょうね。
私も停電した時のために
充電池をマックス充電しておきました。
さてさて
昨日のブログのコメントで
お友達(勝手に思っています笑)の
大山崎コーヒーの中村さんから
あの挿絵に
独立すると家族を犠牲にするような印象があって
違和感を感じるという感想をいただきました。
これです。
私にはそういった感覚がなかったので
とっても新鮮でした。
私とは視点が違うので、
彼自身の率直な意見は
いつも刺激になります。
ありがとうございます!
確かに
独立するからといって
家族を犠牲にするわけでも
見捨てるわけでもないです。
現に私は独立してから
家族との時間も増えたし
自分の生活スタイルを
自分で選んで
生活を送れています。
どうして、
私はそういった感覚だったんでしょうね。
自分なりに考えてみました。
私の育ってきた経験から
「自営業はたいへん」ということが
身に染み込んでいるんだと思います。
何度かブログでもお話ししていますが
私は西陣織の機織りの家で生まれました。
私の祖父は早くに他界して
(私の生まれる前)
若くして父が実家の機織り工場を継ぎました。
私が生まれたころ位から
着物業界の景気が
どんどん悪くなる時で
口では言ってなかったですが
経営的にはとっても苦労していました。
ひしひしとは幼い私にも伝わっていました。
結局、私が中学校に上がる前に
商売をやめて、両親は勤めにでました。
それが父40歳ぐらいで
働き始めてずっと自営業でやってきて
初めて会社勤めになりました。
学歴があるわけでもないし
慣れない仕事でとっても
大変そうに見えました。
なんどか転職もしていたと思います。
そんな大変そうな父でしたが
「自分でやっているときより
よっぽど気楽やわ」
と言っていたことがありました。
「自営業」ってどんなけのプレッシャーがあるのか
ちょっと驚きました。
家業を辞めることになったのも
本人が努力していないとか
ギャンブルでお金を使ったわけでもなく
「着物」という商材が
時代に合わないものになってしまったという
自分ではどうしようもない社会の流れで
先細りしてしまった業界だったからだと思います。
(もちろん時代の流れをよんで
変化しながら対応されてる方もおられます)
そんな中でも
父は苦労しながら
自分で勉強して資格を取って勤めて
私は大学まで卒業させてもらいました。
そんな親の姿をみて
自営業の苦労を知っていたので
「自営業」に対して
「覚悟」が必要だと感じていました。
ただ、父が職人としてやってきたことや
資格をとって仕事ができたことで
「手に職」があることの強みも感じていました。
そんな中で
私は
「手に職」をつけることで
「会社に依存しない生き方」、
「自分で選択する生き方」
をしたいとは思っていました。
でも私は
いっぱい失敗もしてきました。
はじめは「真珠」職人を目指しましたが
「一生海外で生活する」覚悟
まではなかったので挫折。
そんな失敗を何度かして
「コーヒー」の世界にたどり着いた感じです。
会社勤めでも
組織の中で続けていくこともできない感じだったので
自分でするしかなかったのかもしれません。
「会社員不適合者」です(笑)
私の若いころの時代と違って
「独立すること」に対する社会の状況も変わっていますし
「自分らしい選択ができる生き方」も
大切なことだと思います。
ただ私は、
定年まで会社や役所でお勤めされる方を本当に尊敬します。
本音を言えば
できれば私もそうしたかった。
半分冗談で半分本気です。
お勤めの方の苦労も知っているつもりです。
自営業の方の苦労も知っています。
どちらもそれぞれ大変です。
まー
自分の努力次第で
「自分で選択できる社会」の日本は
なんだかんだ言って
「いい」社会なんじゃないでしょうか?
世界では、自由に職を選べないところ多いと思います。
最後はシドロモドロですいません。
今日も1日頑張りましょう!
そして台風には十分注意していきましょう!
5年前リニア試乗会に渡邉家3世代男旅の記念の一枚です。