5月30日、滞在もあと2日半です。いつも私を自由放任で好きにさせてくれる
家人から、帰国が近づいたからかメールが入りました。
「最近どこにもでかけないので、美味しいコーヒーを飲んでいない」
これはイルサンのコーヒー所望のサインであると、早速(実は予定通りなんですが)
カフェ・イルサンへ出かけました。
三清閣から城北洞通りに出、ずっと歩いて行くと道路が大きく2つに分かれ
ているところに出ます。この手前にイルサンがあります。
左へ行くと漢城大入口、右へ行くと恵化ロータリ
この辺りは、去年のキム・スヒョン君の大当たりドラマ「星から来たあなた」の中で
「城北交差点」という表示が出て、通るたび探してみたのですが、そんな表示のある
交差点はなく、ず~っとキツネにつままれた気分^^;(架空の設定か昔の表示?)
さてイルサンです。まず本日のお勧めをしっかり味わっていただき、帰りには
私好みの豆2種類とヨンジュンさん好みの豆を100gだけいただきます。
今年のヨンジュンさん好みは、昨年聞いたイルガチェフとは違う名前でした。
最近記憶力がだめになっているので、ブログにアップするまで、豆の名前を
忘れても大丈夫なように、オーナーが産地名を書いてくださった豆の袋を
キッチンの目立つ所に取り置きしていたつもりが、どこにもありませんT-T
すると連れ合いが、「いくらなんでも、もういらないだろうと思って捨てたよ~」
そうです。あれから季節は2度変わり、いつの間にかもう秋になっています^^;
さらにトホホなのが、ヨンジュン流の飲み方を伝授していただいたメモ、これも
どこかへ行方不明・・・。
一度試してみたその製法を、うろ覚えの斑な記憶で書いてみると、
数十gの豆を50cc(40~7・80)程度のお湯で淹れ、飲むときにはその
コーヒーの中に、又4・50cc~80cc程度のお湯を入れる、というものでした。
コーヒーを淹れる時も、後から入れるお湯も、書かれている分量の
最大量を入れてなお、通常の濃さより滅茶苦茶濃いかったです。
それくらいにしないと豆の産地や、作られた環境、含んでいる香りの
微妙な違い等を、感じ取れないものなのでしょうか!
何しろこだわり屋のヨンジュンさん、コーヒー豆を鑑定し、グレードを格付け
する「Qグレーダー」という資格をお持ちです。その資格を取る過程で大いに
貢献したのが、このカフェ・イルサンだったらしいのです。
ヨンジュンさんの学生時代(小学校?)の同級生だというオーナーさん
ヨンジュンさん同様体格はご立派、性格も柔和でお優しそうです。
お好きな豆は?の質問から、問わず語りに彼との再会についてお話して
くださいました。
ある時カフエの近くを通りがかったヨンジュンさん、マネジャーと一緒に
立ち寄られたそうです。その時オーナーはヨンジュンさんに気付いたけれど
ヨンジュンさんの方は気付かず、取り立てて話はしなかった。
‘気に入れば又来店するだろう’そんな気持だったとのことです。
2度目の来店の時、クラスメートであることを告げた。
その時も彼は思い出さなかったが、帰る途中で思い出したそうです。
以来一緒にローストして楽しんだりするようになったと
嬉しそうに語ってくださいました。
(お仕事の邪魔になっては~~と長くは話さずに話を終えたんですが、
戻ってきてみると、聞き足りないことがたくさんあって・・・
最初の訪問はいつごろか?最近の訪問は?・・・etc・・・・)