少し前の記事ですが
インターネットニュースサイトのJANJANに以下の記事が出ていました。
「ナガイサン・イェ・チェズージャウン(長井さんのおかげです)」が
流行り言葉になっている現象は興味深いですね。
長井さんは、国際的にも世間的にも
長井記者でもなく、健司でもなく
「長井さん(ナガイサン)」として認識されているということを
改めて確認しました。
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「長井さんのおかげ」在日ビルマ人在留特別許可急増
田中龍作2009/04/14
ビルマ民主化同盟の主催でビルマの正月を祝う「水掛祭り」が井の頭公園で開かれた。在留の特別許可を受けた在日ビルマ人の数は最近、急増している。ミャンマーへの送還は人道にもとる、と当局が判断したためだ。内外にビルマ軍事政権の非道さを訴えた長井健司さんの死が、大きく影響しているものと見られている。「ナガイサン・イェ・チェズージャウン(長井さんのおかげです)」は今、在日ビルマ人の流行り言葉となっている。
ビルマの正月を祝う「水掛祭り」が12日、東京・井の頭公園で開かれた(主催:ビルマ民主化同盟)。4月17日はビルマ暦の「ニューイヤーズ・デイ」にあたり、人々はその前1週間を「水掛祭り」で楽しむ。熱帯の本国ではずぶ濡れになるまで水を掛け合うが、葉桜の候の日本ではその醍醐味は味わえない。故国から逃れてきた在日ビルマ人が望郷の思いを募らす祭りでもある。
長い人は日本に来て20年を越える。「ビルマ民主化行動(BDA)」のタン・スウェ議長(47)もその一人だ。タン議長は民主化闘争の原点とも言われる1988年8月8日の蜂起に参加したことから、軍事政権にマークされるようになったため亡命した。日本で結婚したタンタン・ジャインさん(45)との間に女児(11)と男児(4)がいる。子供たちは日本語は流暢だが、ビルマ語は片言でしか話せない。
来日20年を越えるタン・スウェさんと妻子 議長は「20年は長かった」としみじみと語ると、ODA最大供与国である日本政府の対応を批判した。「『2010年に行われる総選挙は軍事政権に正当性を与えることになるので認めないように』と日本政府に言ってるが、反応は良くない」。
物価高騰に端を発した2007年9月の民主化要求デモでは僧侶数千人が逮捕・投獄された。デモを取材中の日本人ジャーナリストが治安部隊に射殺されたことも記憶に新しい。
民主化運動に「後列」で加わっていたソーモウさん(32)は直後にビルマを脱出し、日本にたどり着いた。建設工事現場で働きながら生計を立てている。「軍事政権は良くないね」とたどたどしい日本語で語った。
井の頭公園の特設ステージでは、ビルマの古典芸能や歌謡などが次々と披露された。なかでも風刺劇の「ザガナー」は、喝采を浴びた。「ザガナー」とは、ビルマ語でピンセットのこと。痛い所をチクチク刺すのが持ち味だ。本来の水掛祭りでは「政府批判」はお構いなしだったが、軍事政権の登場後はご法度とされている。「ザガナー」の第一人者が逮捕されたほどだ。
舞台の上ではコメディアンたちが「軍事政権はスーチーさんをいじめないで!」などとオドケて見せた。
千人を超える在日ビルマ人が集い母国の民主化を祈った
在留特別許可認定を受けた在日ビルマ人は2007年は33人だったが、2008年は382人と急増した(法務省入国管理局統計)。軍事政権による弾圧が続くミャンマーへの送還は人道にもとる、と当局が判断したためだ。内外にビルマ軍事政権の非道さを訴えた日本人ジャーナリスト長井健司さんの死が、大きく影響しているものと見られている。
「ナガイサン・イェ・チェズージャウン(長井さんのおかげです)」は今、在日ビルマ人の流行り言葉となっている。
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日本の入管が適正に対応している現状になっているのであれば
大変嬉しいことだと思います。
どの独裁者も、独裁者というものは本当におろかしいものです。
インターネットニュースサイトのJANJANに以下の記事が出ていました。
「ナガイサン・イェ・チェズージャウン(長井さんのおかげです)」が
流行り言葉になっている現象は興味深いですね。
長井さんは、国際的にも世間的にも
長井記者でもなく、健司でもなく
「長井さん(ナガイサン)」として認識されているということを
改めて確認しました。
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「長井さんのおかげ」在日ビルマ人在留特別許可急増
田中龍作2009/04/14
ビルマ民主化同盟の主催でビルマの正月を祝う「水掛祭り」が井の頭公園で開かれた。在留の特別許可を受けた在日ビルマ人の数は最近、急増している。ミャンマーへの送還は人道にもとる、と当局が判断したためだ。内外にビルマ軍事政権の非道さを訴えた長井健司さんの死が、大きく影響しているものと見られている。「ナガイサン・イェ・チェズージャウン(長井さんのおかげです)」は今、在日ビルマ人の流行り言葉となっている。
ビルマの正月を祝う「水掛祭り」が12日、東京・井の頭公園で開かれた(主催:ビルマ民主化同盟)。4月17日はビルマ暦の「ニューイヤーズ・デイ」にあたり、人々はその前1週間を「水掛祭り」で楽しむ。熱帯の本国ではずぶ濡れになるまで水を掛け合うが、葉桜の候の日本ではその醍醐味は味わえない。故国から逃れてきた在日ビルマ人が望郷の思いを募らす祭りでもある。
長い人は日本に来て20年を越える。「ビルマ民主化行動(BDA)」のタン・スウェ議長(47)もその一人だ。タン議長は民主化闘争の原点とも言われる1988年8月8日の蜂起に参加したことから、軍事政権にマークされるようになったため亡命した。日本で結婚したタンタン・ジャインさん(45)との間に女児(11)と男児(4)がいる。子供たちは日本語は流暢だが、ビルマ語は片言でしか話せない。
来日20年を越えるタン・スウェさんと妻子 議長は「20年は長かった」としみじみと語ると、ODA最大供与国である日本政府の対応を批判した。「『2010年に行われる総選挙は軍事政権に正当性を与えることになるので認めないように』と日本政府に言ってるが、反応は良くない」。
物価高騰に端を発した2007年9月の民主化要求デモでは僧侶数千人が逮捕・投獄された。デモを取材中の日本人ジャーナリストが治安部隊に射殺されたことも記憶に新しい。
民主化運動に「後列」で加わっていたソーモウさん(32)は直後にビルマを脱出し、日本にたどり着いた。建設工事現場で働きながら生計を立てている。「軍事政権は良くないね」とたどたどしい日本語で語った。
井の頭公園の特設ステージでは、ビルマの古典芸能や歌謡などが次々と披露された。なかでも風刺劇の「ザガナー」は、喝采を浴びた。「ザガナー」とは、ビルマ語でピンセットのこと。痛い所をチクチク刺すのが持ち味だ。本来の水掛祭りでは「政府批判」はお構いなしだったが、軍事政権の登場後はご法度とされている。「ザガナー」の第一人者が逮捕されたほどだ。
舞台の上ではコメディアンたちが「軍事政権はスーチーさんをいじめないで!」などとオドケて見せた。
千人を超える在日ビルマ人が集い母国の民主化を祈った
在留特別許可認定を受けた在日ビルマ人は2007年は33人だったが、2008年は382人と急増した(法務省入国管理局統計)。軍事政権による弾圧が続くミャンマーへの送還は人道にもとる、と当局が判断したためだ。内外にビルマ軍事政権の非道さを訴えた日本人ジャーナリスト長井健司さんの死が、大きく影響しているものと見られている。
「ナガイサン・イェ・チェズージャウン(長井さんのおかげです)」は今、在日ビルマ人の流行り言葉となっている。
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日本の入管が適正に対応している現状になっているのであれば
大変嬉しいことだと思います。
どの独裁者も、独裁者というものは本当におろかしいものです。