「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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ある避難ママが思う、名古屋移住のメリット、デメリット。3/15(日)名古屋講演、三田医師のメッセージ。

2015-03-01 20:22:22 | 福島第一原発と放射能

今回の三田医師との講演会で、主催側に入っている、ある避難ママが、お子さんと一緒に自分が名古屋に移住して、感じていることを簡単にまとめてくれました。

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「名古屋への移住について」

修学旅行は日光、スキーは越後湯沢~長野、大学生やフレッシャーズの週末旅行といえば蓼科、草津、伊香保、箱根・伊東~せいぜい遠出して西伊豆くらいまでか…

…どちらかといえば西よりも東北方面を向いて生活しがちだった首都圏在住者がいざ移住となると、思い切って九州~沖縄に行かれる方は別として、やはり関西圏よりは中部、中でも都市生活を考え名古屋を選ぶ方は多いと思います。

さらに母子避難ともなれば父親の単独移動の時間や費用、首都圏に残る親戚への説得説明などを考慮すると、ハードルが低めなエリアではないでしょうか。

自分が選びやすかったということは、後から来る方たちにとっても決めやすく、今後は、ますます移住者は増加するだろうと思います。

「放射能防御プロジェクト中部」で木下さんが定義する、放射能防御の最前線と名古屋はなっていると思います。

その名古屋は保守王国、教育委員会の発言力も強いと言われています。モノづくりが盛んで、オリジナルなものに対する愛着も強い。特に女性は結婚しても自ら地元に残り続けたい方が多く、名古屋嬢なる言葉もあるくらいです。

概してどの地方都市でもその傾向はあるが、東京がよそ者を受け入れている奥行や幅の広さはここにはない。なかなか地元のコミュニティに溶け込むのは難しいと思います
が、有名な「京都」に比べれば名古屋の壁は若干低く、またいったん乗り越えればその中は意外と風通しが良い。

理想を言えばきりがないのですが、未知の土地に馴染むは二の次として(ある程度緊急避難なのだから)、移住者が求めているのは安全な食材の購入・外食ができる場所、避難(放射能)に理解のある医療機関、また幼稚園・学校の給食などに関する生の情報だと思います

それぞれの地方都市において移住者がある程度まとまる意義、必要はここにあると思う。個人では限界があり、時間もないですから。

また、人は受け入れるとの原則は当然のこととして、人々の移動に伴い放射性物質が靴底・服・家財道具・あるいはタイヤなどに付着して一緒に入ってくることもまた否めない事実。移住先の土地を汚染しない、また地元の方・避難者それぞれが今後被曝しないように、知恵を出し合って防御する必要があり、これは一人では不可能なことと思います。

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3/15(日)に名古屋で開催する講演会。三田医師からのメッセージです。

「東日本大地震、それに引き続く原発事故による被曝からもう4年が経ちます。

世間の話題はすっかり『福島県の子どもの甲状腺癌』のみですが、本当はもっと広い視野で考察する必要があるのだと思います。
避難者が今後気を付ける事、非汚染地の人達に気を付けて欲しい事、行き過ぎてかえって健康を損なわないように冷静になる事。
旧来の学問では説明できない事が既に起きています。これからは予測できない事が起きるのでしょう。
皆で情報を持ち寄って、自分で考えて、自分と家族の健康を守りましょう。」

申し込みは100人を超えています。 

 【3/15(日)午後、三田医師&木下黄太講演会IN名古屋】

 客席数がお子さんも含めて150席しか席がありません。 福岡は、大人だけで参加者がおよそ200人でした。

 詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/258756/

 開場13:30 講演14:00~16:00

 イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

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だつるVSだつる兄、こういう家族関係はよく聞きますね。⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/entry-11995812905.html

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最新号タイトルは。。。

【 移住アンケート回答で、安心な野菜と果物の詰め合わせをプレゼント 】
【 海洋流出に拘るマスコミ、2号機屋上で大量全βの放射性物質に拘る我々、
決定的な認識の違い 】  

『2015年、被曝問題について木下黄太の大放談(5)』
【 避難先選定では医療体制と学校をチェックせよ 】
【 周囲と上手に付き合えないと、避難してもうまくやれない 】
【 放射能による健康被害は発生しているのか 】 

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

ボーナス #106 非常な勢いで増加する亀裂

原子力発電所の重要な配管に、誰一人気づくことなく亀裂が走る。 原発ヴュルガッセンでのそれは廃炉を意味し、原発シュターデではそれは廃炉までの時 間を早め、原発クリュメルと原発ブルンスビュッテルでは原子炉がそのために数年間停止し た――ここで言っているのは、配管、容器、溶接部や水栓における亀裂のことである。 これまでに専門家が過去数十年にわたって様々な鋼鉄の種類を亀裂耐久性があると証 明しているが、これらの予測は常に誤りであったことが判明している。正確に分かっている ことは、微小な亀裂でも、突然、急速に大きくなるということだけだ。それは、配管の破断と 破壊を導き――炉心溶融への最高の条件となる。 特に不安なのは――これらの亀裂のほとんどは、偶然に発見されている事実であり―― 原発クリュメルのように、原子炉が長期間停止していた時に発見されることが多い。それ以 外では、完全な検査のために時間を割くことはできない。

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残席12席のみ、お急ぎ下さい。日本人リスク増大のリアルな裏を徹底トーク。


【3/13(金)夜 大野元裕&木下黄太 リアル・セッション IN 自由が丘】
『イスラム国人質事件と安倍政権対応、僕らが晒される脅威』 


詳細&予約申込⇒kokucheese.com/event/index/262



IPPNWの翻訳掲載に関して。

2015-03-01 19:16:23 | 福島第一原発と放射能

この翻訳に関しては、従来から、この種の記事を翻訳されている方がいて、その方の翻訳した情報を協力して、伝えている方がいます。

こうしたところから、何回か直接メールで情報提供があり、その情報提供が行われているときに、訳者の明示などを通常行って、掲載しているものです。

こちらは、間接的に、訳者側からの拡散目的に協力しているのと、広い意味で、被曝回避のテーマの範疇として、取り上げるべきと考えた時に掲載しているものです。

オリジナルの原文がどこにあるのかは掲載していますが、その翻訳文は、直接のデータが訳者の日本での協力者から、まわっている状態で、それを掲載しているだけの話です。

どこかのサイトに掲載していたものを引用している訳ではありません。

今回、この訳文が日本のあるサイトにも掲載されていて、そのサイトからの引用を明記すべきだという要求をする趣旨のメールが突然、届きました。

しかし、送り主は、訳者本人でもなく、IPPNWからでもなく、当該サイトからでもありません。

第三者が突然、こちらが当該サイトから無断引用しているような趣旨の話としてメールを書いてきています。

本来、何の関係のない人間が、こういうメールを出してくることも意味不明です。

その方は、苗字だけは名乗られていて、「訳者の知人」と書かれてはいますが、具体的にどういう方なのかも、まったくわかりません。

ふつうこういうメールを出す場合は、自分が何者で、連絡先も含めて示すべきですが、それもありません。

こちらは、訳者本人や当該元記事を書いているIPPNWから直接当該記事のブログ掲載に関して何かお話があれば対応はいたします。

また、訳文を掲載しているらしい(私は未見)当該サイトの運営者から、問い合わせが入れば、問い合わせ内容に応じて、対応することも可能です。

しかし、直接関係のない第三者で、しかも苗字以外に自分の所属や肩書きも名乗らず、連絡先も明記せずに、こういう非難メールを突然送ってくることは、僕には理解不能です。

社会的にありえません。

こちらは、その方が指摘しているサイトは、その存在は知っていますが、ほとんど見たこともありません。いろんな情報が掲示板的に掲載されているサイトだと認識していますが、そもそも、その翻訳記事が掲載をされていたらしいことにも僕は気がついていません。

掲載されていたとしても、そのサイトから、僕は引用転載していませんから、明記する必要があるとは思えませんが。。。

こちらはご本人からの拡散意向があって、日本で協力してる人からのメールを読んで、そこから掲載しているだけのことです。

こんなことで、法的にも著作権的にも、全く無関係の第三者が、なぜ僕にクレームをつけてくるのか、皆目理解できないですし、あきらかに非礼な話と思います。