「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「愚かな人々と、心中するつもりはありません」被曝回避側が勝つために進むべき道と僕が考えていること。

2016-02-17 21:43:05 | 福島第一原発と放射能

原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

ご来場下さい。

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3/11(金)夜 
【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN世田谷】
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3月11日(金)夜

18:30 受付開始
19:00 開演〜21:00頃

奥沢区民センター第一会議室 定員100名

(世田谷区奥沢3-47-8(自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 ))

詳細&予約⇒ http://kokucheese.com/event/index/377150/

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まあ、僕が、あきれ果てる人たちがいる話をします。


僕のブログでも、記事下にひとつだけ広告が出ていると思います。

これはgooにこちらが有料でお金を払わない限り、消せません。

gooが出している広告で、僕には何の関係もありませんし、見返りもありません。

今後、HP的なもので広告を掲載する場合があるとしても、その掲載に関してこちらの基準で確認して、契約して掲載することがありうるかもしれないのが、可能性(具体的に話はありません)ではありえる位です。

単なるアフリエイトなんかしません。

そういうスタンスで通しているブログの書き手はほとんどいません。

ほとんどが何かよいことを記載しているように見えても、単なる「アフリエイト乞食」に他なりません。

そうしたレベルのものと、僕は全く違うことをしていますが、そんなことさえ、識別がつかない人が多くいることに、いつも呆れています。

被曝回避側のネット住民として反映されている層は、低レベルである疑いはずっと強まるだけです。


そして、今回はさらにアホな話になりました。

ある人が、普通に紹介しているつもりのサイトがあります。

しかし、これは会員制に移行させて、お金を集める類の話です。

しかも、このサイトの運営者は、そうしたトラブル事例は他からも聞いています。被曝回避ではないことでも、過去にいくらも話があるそうです。

少し注意深く確認したり、そのサイト運営者の名前で検索すれば、実は即座に分かる話です。

そういうことはしないんです。こういう人たちは。

何も確かめずに、ネットで拡散を始めます。

あまりにもアホなだけでなく、人間としての最低限のマナーやルールも有していません。

あなたが拡散させたことで、被害者が出たらどうするのですか?

責任がとれるのですか。

こういうまずい行為を平気でこの人たちはします。そして、指摘しても、その意味すら理解しません。

頭が悪いとかという次元を超えていて、僕はどう説得してよいのかも皆目わかりません。

騙している悪辣さよりも、騙されたい馬鹿さ加減ばかり目に付きます。


そういう人は、こちらが指摘した意味がわからないことに留まりません。

今度は、また違う詐欺サイトを紹介しています。

これも、分かっている人が見たら、単なる詐欺セミナーを開催しているおっさんに過ぎない輩。

こんなものをほめちぎって紹介しています。

詐欺師サイトAをウォールにあげる人は、今度は詐欺師サイトBをウォールにあげていた。

まったく話す意味がない。

もはや、こんなことを続けている人は、被曝回避側であっても、もうどうにもなりません。原発事故から、5年が経過して、こんなに低レベルの話が続いているのを見ると、この国は共産圏よりも知的水準が低い可能性を想定せねばならないと僕は感じています。

絶望します。

そして、更なる絶望の話を書きます。

スピリチュアルな人々が、この放射能問題に入り込んでこようとする時に、おかしなことをする人は要警戒です。

スピリチュアルでも、社会的なルールや現実を認識している人なら、そうしたバランスは保てています。

しかし、たとえば、5年目の3.11.に絡んで、奇妙なイベント宣伝がされる場合は、背景におかしな動機があることは、ほぼ間違いありません。

Facebookなどのグループ投稿で、ルールを守らず、突然PR投稿だけする輩は、そういう人間が圧倒的に多いです。

まずいレベルです。

こうしたことが先日もあって、そこに関西の市民測定所が関与していることがわかりました。

こうしたスピリチュアル的な輩で、ビジネス的な匂いもして、イベント宣伝をしている類と、市民測定所がつながるケースは首都圏ではよくみられました。

こういう市民測定所は、その後、ほとんど実体がない存在になっているようです。

僕には、こうした市民測定所が、そういう判断をしていること自体が、皆目理解できません。

ある意味で、自分たちが検査しているという存在意義を、自ら溝に捨てている行為に他なりませんから。

市民測定所設置を多くの人々に働きかけた立場ではない私は(日本ではチェルノブイリ後のヨーロッパにおける有効性は乏しい)、こういう末路を歩む市民測定所が、首都圏のみならず西日本でも出てきたことは、想定外ではありません。特定の左翼活動系グループが、全国に働きかけたことは、いろんな意味で、その有用性を保てるレベルの市民測定所を増やしました。けれども、それが継続するはずがないこと(どこの県でも公的検査機関はあり、多くの県に会社として検査できる施設を有する企業が存在)を全く理解していませんでした。

ただの馬鹿だと思います。恒常的収益がなくて、市民検査機関なんて維持できません。

そのへんのおばちゃんが考えてもわかるようなリスクを、こうした人々は全く理解していませんでした。あほすぎるはなしです。

しかし、本当に被曝回避側の人材は、だめな人が多すぎることを痛感しています。

あまりにも駄目すぎるということでしかありません。

ふつうの社会的判断や対応ができる人材が、少数しかいないのが、被曝回避側の大きな弱点です。

こんな最低限のことがクリアできない人々が、いくら集まっても、それは何も達成できません。

原発推進側・御用学者・「放射能は影響が少ない」という人々に、勝てる可能性は現在もありません。彼らは、経済的結束が強く、社会的パワーが強いですから。

少なくとも、ふつうの社会的判断や対応のできる人材が、被曝回避や放射能防御に関わってくるように、どうしたら働きかけられるのか。そうでなければ可能性はゼロのままです。

どうしたら、ゼロを打破できるのか。

僕の課題は重くなっていくしかありません。


こうした僕のスタンスを、「だから、あんたは駄目だ」と福岡のミーティングで言い出した輩がいました。

申し訳ないですが、何が駄目なのかさっぱりわかりません。

つるまないことが駄目らしいし、僕が一見味方と見える人々を、強く批判するからのようです。

スピリチュアルとくっついたり、陰謀論とくっついたり、そうした判断を平気でする政治家や物書きと、僕がつるめば何かよい結果があると、本気で考えているのでしょうか。

市民測定所の意義を自ら放棄する市民測定所とか。

ありえませんよ。

仮に僕が批判しないようにして、ニコニコ付き合いを続ければどうなるのか。

左翼市民活動的グループの中で、僕を中心とした被曝回避側が、心地よいスペースを得られた気になるだけで、実際の社会には更に影響を与えることなく、むしろ番外地としての存在に追いやられる一方だと思います。

そこに抜け道などありません。

そんないい加減な話を僕が呑まないことが、僕の器量の問題であるかのごとく言う感覚。あまりにも浅薄な話です。被曝回避・放射能防御にいても、社会的なことをきちんと考えて判断や行動できない人は、全く駄目なんです。

こちらが、ぎりぎりの判断をして、被曝回避を優先して、汚染地から移動したことさえ、「キチガイ」として攻撃しようとする人々が敵には一定数います。

そうしたこちらを抹殺しようとしている人々を打ちのめすには、被曝回避を実は妥当な話は感じているが、実際に移動する決断はできなかった、しかし社会的立場もあり、社会的判断も出来る能力のある、一定数以上は存在するとみられる人々を、こちらと連携させねばならないのです。

そのためには、少なくとも3.11.以前の社会では共通理解であった社会的対応、もしくは日本では認められていなくても、通常外国の先進国ではあたりまえと考えられるような社会的対応や判断を考えて行動しなければならないのです。

こんな基本中の基本さえ、わからない人は、被曝回避側でも百害しかありません。

百害です。

こういう人々を全て切っても、前に進まないと、この話に1パーセントの可能性も僕はないと考えています。

こんな基本すら、全く理解せずにこちらを罵倒する感覚。

こうした愚かな人々と、心中するつもりは僕はありません。

僕は、原発事故の時に、愚かな判断を平気で繰り返した日本政府と心中する気もありませんでしたし、ごまかした日本テレビと心中する気もありませんでした。

これは、当時そうしたスタンスをはっきり相手側にも伝えています。

まるで同じことなんです。

被曝回避だからといって、愚かな判断や行動を繰り返している政治家・運動家・専門家・物書き・ネット発信者等と心中するつもりも1パーセントもありません。

僕の読者であっても、そんな判断をするなら、そうした馬鹿と一緒に死ぬつもりなど、全くありません。

貴女はどうなんですか。

貴女もそういう輩なら、僕は貴女がいくら好きだったとしても、貴女と心中するのは御免蒙ります。

もう、そういう時期なんです。

原発事故から、もうすぐ五年が過ぎるのですから。

 

 

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