食品の基準は、セシウムで100Bq/kgです。
この基準を下回れば、流通させて構わないという感覚しか、日本の大半の人々には存在していないようです。
そして、この基準を下回っても、放射能が一定量摂取するのは、まずいと僕は思いますが、そうしたことを考えない人々が確実に増えていることもわかります。
そして、群馬県の湖では、二年連続で今年もワカサギ漁が全面解禁されると大はしゃぎな状態です。
9/1からの解禁。
しかし、その湖で、セシウムはもうないのでしょうか?
違います。
赤城大沼では、49Bq/kgのセシウムがワカサギから検出。
榛名湖でも21Bq/kgのセシウムが検出されています。
100Bq/kgという政府が決めた基準を下回っているだけで、普通に放射能汚染されているワカサギということです。
僕は、こういうことを、解禁されると大はしゃぎする感覚が全く理解できません。
放射能で汚染されている度合いが多少は減少しているだけで、やはり汚染されている状態に大きな変化はありません。
そういうことを無視して、ワカサギ釣りが解禁されると喜んでいるのは、こうした地域で関わっている人々の民度が低いことの証でしかありません。
汚染されたワカサギ釣りをそこまでしたい感覚も理解不能です。
汚染ワカサギを食べることは、人間にとってプラスではありません。
こういう感覚が横行することに、僕には虫唾が走る感覚しかありません。
汚染ということを舐めきっている状態は、更なる悲劇に繋がるであろうと僕は警告しておきます。
合掌。
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