進路図は気象庁HPより引用。
週明けに、本土に近づく台風10号の進路が、史上初と言われるルートを辿っています。
東北もしくは北関東に初上陸するというルートが予想されています。
進路予想はどんどん東寄りになっていて、その可能性は大きくなっています。
台風はあたりまえのことですが、陸上に最初に上陸した時点が最も勢いが強く、徐々に勢力が弱まります。
これまで、東北を襲っている台風は、弱まってから東北のエリアに到達していますから、それほど大きなパワーは維持できていない時が多いです。
今回もし、予想通りの進路を辿ると、福島の太平洋沿岸に非常に強い台風が襲来することになります。
いうまでもなく、福島第一原発はこの太平洋岸に位置しています。
これまで、福島第一原発まわりでは自然現象によって、放射性物質が拡散したことは、度々ある状態です。
汚染水の海洋への流出が増えることも想定されます。
さらに強風によって、思わぬ被害が起きないとは言えません。
むしろ直撃した場合は、そうした放射性物質が近隣を中心に拡散するリスク可能性が大きくなることは、想定しておくしかありません。
近いエリアの方を中心に最大限の警戒をすべきと僕は思います。
台風の直接被害と放射能拡散リスクをダブルで考えるべきということです。
こうしたあたりまえの現実を、貴女も踏まえてください。
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