この春、中学校に進学予定だったお弟子さんから、晴れて入学式が執り行われたとのお話を伺ったのがもう先々週のこと。
(本当によかったです。照る日、曇る日、さまざまあれど、心が晴れやかなら万事OK、というものです)
止まっていた時間が動き出し、旧暦令和二年閏四月も昨日晦日。
雨もよいの朝、今日は旧暦五月朔日。
晴れれば日本にても部分日蝕が見られるとの由、夏至に日蝕が重なるのは1648年(慶安元年)以来、372年ぶりという、心慌しき日曜日の始まり。
この半月ほどは時計の針の廻りの早きこと矢の如し。
先週末、公園を突っ切って久しぶりの打合せに伺ったら、池のほとりで烏鷺の争い。
シラサギと鵜の好対照、教育テレビでは毎日曜正午に見られるこのセットを、現実に見かけるのも珍しい(当社比では十数年前、京都は辰巳大明神さまのご町内でお見かけして以来…)。
レパートリーになかった「船頭可愛や」が歌えるようになった新暦6月初旬。
案じていた樹脂病のレモンの様子を見ていたところ、植木鉢の受け皿に、ガソリンスタンドの水溜りに時折見掛ける、虹色の油膜のようなものが浮いていることに気づく。
それを朝の水やり時に捨てておりましたら、
少しづつ油膜が減り、
わき目がすくすくと伸びてまいりました。
閏四月晦日、朝陽を浴びて初々しく。
さて令和二年旧暦五月は、いかなる月になりましょうか。