auのキャリアメールの場合は、パケット通信料金が100文字程度で送信側も受信側も1.4円程かかります。150文字ですと、受信側に1.7円かかってしまいます。これが、SMSですと70文字までで送信側が3円で受信側は0円です。つまり、料金面では、70文字までならばキャリアメールが2.9円であり、ショートメールが3円ということで、送受信両方の料金を合計すると殆ど差が無いのです。格安スマホのGメールからauやdocomo、softbank宛にメールを送る場合は、通常はPCメール全般に対して着信拒否設定がなされていますから受信ができません。それで、大抵の場合は面倒だから、ガラケー同士でEメールのやり取りを続けることになりますが、これでは、常に受信側に1回当たり1.4円~1.7円の負担がかかってしまい、本来は自分の都合でメールを出しているにも拘わらず、わずかな金額だとは云っても回数が多ければ、それがいくら親しい間柄であったとしても、なんだか割り切れない気分になる場合もあるのかな・・・と思われます。
その点、そういうことはきっぱりと辞めて、格安スマホのSMSからキャリアのSMS宛にメールを送れば、相手に一切通信料金の負担をかけずに確実にメールが瞬時に届きます。しかも、たったの3円です。こうすれば、ガラケーと格安スマホの2台持ちの場合には、ガラケーはデータ通信を解約して通話とSMSだけの契約にしておけば究極の節約になります。
まあ、そういうわけで、キャリアメールはいまだに料金面で「着払い」なんて非常に理不尽な面が改善されておらないですし、初期状態ではPCメールからキャリアメール宛が「着否拒否」の状態なのですが、それの例外措置として、特定のメルアドに対して「着信許可」に変更するやりかたを知らないと、とてもじゃないですがメールのやりとりが普通にできないわけです。
よって、そういったような設定変更が難しいキャリアメールについては、昨今の高度情報化社会では、もう、お互いに必ずしも必要ではなくなってきているのではないか?と自分自身は個人的な感想として強く思っているのでございます。