最近は一般に、従来のように専らパソコンでホームページを検索することから徐々にスマホやタブレットへと移行してきています。特に、3大キャリアのスマホが昨年末の総務省の指導によって0円販売が禁止されて以来、格安スマホのユーザーの流れが加速しています。そこで、筆者が契約している楽天モバイルの低速200KB/sのスマホですが、RBBという計測サイトで計測すると、左図のように午後7時過ぎで下り0.34MB/s、上り0.42MB?sを記録しています。速度は200KB/sとアナウンスしているのですが、瞬間的に速い時も当然あり得るし、200KB/sはあくまでも平均値です。筆者の経験では、楽天でもiijでもDmmでもヨドバシカメラのSIMでも、速い時は200KB/sをはるかに超えていますが、遅い時間帯(12時~13時)は200KBを下回り50KB/s未満の時もあり、速度は時間帯によってまちまちで一定しておりません。格安スマホの通信速度は、一般にそういった現状であります。
ところで、右図は、iijの高速通信時の記録ですが、2.41MB/sです。16時前は空いている時間帯なのにかなり遅いですが、これは第三世代3G回線専用のFreeetelのPriori2というスマホを使っている関係で遅いのであって、これが第四世代LTE対応のHuaweiのG620sという機種の場合は同じiijのSIMでも優に10倍の20MB/sは出 ております。つまり、3G回線では、同じSimでもLTE回線の1/10の速度になっているのです。
ところで、最近のネット上のスマホの各プロバイダーの通信速度調査なるものが某個人サイトにてアップされていて、興味があるので見てみると、いわゆる格安SIMの通信速度は、おしなべてY!モバイル(au、docomo、softbank)と比べてかなり遅い傾向があることが理解できます。
格安スマホのライトユーザーでも閲覧できるホームページ
一方、今回の標題のテーマである「格安スマホのライトユーザーでも閲覧できるホームページ」を制作すれば、速度が0.3MB/sを超えていれば、問題なく閲覧できます。上記の調査結果で遅い部類に入るDTI,so-net、楽天モバイルでも全くOKです。
一般にMVNOの場合は、元来、あまり通信料が多くなくて1GB契約の人、あるいは低速の200KB/sでもいいので低価格を優先する契約者が多いと思われます。そこで、筆者は、こういった格安スマホの閲覧者の通信環境を最大限配慮して、極力ファイルサイズを圧縮して小さ目に抑えたホームページ作りを心掛けております。
格安スマホはお昼の時間帯を除けば実用的
そういった、いわゆるライトユーザー向けの、軽量ですぐ読み込めるHPを目ざして日々更新しております。ただし、12時~13時の時間帯は、通信が混雑して速度が極端に遅くなります。それで、その時間帯を除いては普通にアクセスできます。
このように、よく工夫して動作確認を行ってからHPを制作しておりますので、容量1GBや0GBの低速200KB/sの格安スマホであったとしても、HP閲覧に特に支障はございません。