趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

仮想OSとしてUBUNTUは実用的か?

2021-10-03 00:03:32 | webコンテンツ

仮想OSでUBUNTUが実用レベルで使えるか  現在、仮想OSとしてUBUNTU、LUBUNTUを試験的に使っています。使用機種はNECのVN770/Cですが、2010年製で11年も前に発売されたものです。本体のCPUが古くCORE I5 460Mで総メモリが4GB搭載。OSはWINDOWS10です。仮想OS用のメモリ容量はすべて1500MB、CPU数を2個、ビデオメモリ16MBに設定しました。いろいろ試して、例えばYoutube再生がスムーズに出来るか?WEBブラウジングがスムーズに読み込めるか?等々テストして、果たして実用的に使えるのか否かを検証しています。

いろいろなバージョンで動作テスト テストパターンとしてUBUNTUとLUBNTUという2つのディストリビューション、3種類のバージョンで検証しました。

テストしたのは、1.UBUNTU16.04の32ビット版、2.同64ビット版、3.LUBUNTU18.04の64ビット版、4.同20.04の64ビット版です。ブラウザは、CHROMIUMを使い、「設定」の「詳細設定」の「システム」で「ハードウェアアクセラレータ」をOFFにした状態でテストしました。

Ubuntu16.04の64ビット版以外はすべて合格 1はYutubeが720Pでスムーズに再生可能で、WEB検索も普通に使える。2は、Youtubeが360Pに落としてもカクカクとコマ落ちして見づらく、ブラウジングにしても動作が緩慢。使えなくもないが・・・。3は、Youtubeが720でスムーズに再生可能。ブラウジングも高速。4は、Youtubuが720Pでスムーズに再生可能。GYAOやNHK+も再生可能でブラウジングも高速で全く問題が無い。  (下図は、Lubuntu18.04です。)

UBUNTU16.04の64ビット版が重たいのはデスクトップ環境が影響か?・・・ 要するにCPUが現在では低性能の部類に入るCore i5 460Mなので、UBUNTUの64ビット版で採用しているデスクトップ環境=Gnomeがネックになって、非常に処理が遅くなるようです。これは、UBUNTUのメモリ割当を2GB以上にしても、或いはビデオメモリを128MBに設定しても全く改善されません。3では、LXDE、4では、LXQtという軽量で高速なデスクトップ環境が採用されており、かなりスピードアップしていますので、実用的です。

結 論 

LUBUNTUの場合は、18.04と20.04とも軽快に実用的に動作するので、昔のPCでも充分に使えます。いずれも、サポート期間内でまだまだ使えますから、甲乙つけがたいのですが、NHK+が使えるのは20.04だけです。なので、これが一番お薦めです。(下図は、Lubuntu20.04でのNHK+のサンプル画像です。)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする