趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

動画の取り込みとPCの処理速度の関係

2013-12-24 15:02:01 | 機器について
 一般的に動画の処理は、高いCPUの処理能力を必要としますが、それでも工夫すれば案外簡単に処理速度を上げることができます。そのひとつの方法は、まず基本的なPCの画面解像度を下げることであり、2番目は動画の画質を下げることです。PCの画面解像度は、800×600でいいでしょう。これぐらいに下げれば、大抵のグラフィックボードがオンボードのノートPCでは少しは処理速度が上がります。2番目の画質を下げる処理を行うソフトは、いわゆるファイルコンバーターというものです。たとえば、Koyote社のvideo converterなどが無料で性能が非常に良いようです。

 ところが、これは、XPのSP3以上でないとインストールできませんし、XPのログイン名が日本語のような2バイト文字であるとやはり駄目です。具体的な場面でこれを説明すると・・・・。友人の家に行ってKoyote社の変換ソフトをインストールしようとしたのですが出来ませんでした。理由は友人のPCのwindowsXPのバージョjンがSP2だったことによってインストールの要件を満たさなかったからです。このような不具合が出ない方法はというと、市販の有料ソフトを購入すれば解決する場合が多いようです。

 そこで、ビデオカメラに添付されている動画転送ソフトを使って、すでに撮影したハイビジョン動画を変換しながらPCにDVD画質で取り込む作業を開始しましたが、処理速度が遅くてとても転送が出来ませんでした。何を試みても八方ふさがりだったので、ついに最後の手段でビデオキャプチャーボードをビデオカメラとPCの間に接続したところ、これが見事に成功したのです。まあ、当たり前といえばそのとおりであって、この方法だと幾らでも解像度を下げられるので、PCの処理速度に応じてキャプチャーができるのです。

 ビデオカメラに添付されている転送兼ファイルコンバーターでは、とてもこう上手くはいきません。つまり、横幅1920ピクセルの動画を何が何でも720ピクセルのDVD画質に変換しなければならないような融通の利かない仕様になっているので、最新型のPCのような処理速度でなければ間に合わないので、結局、途中でフリーズしてしまって転送失敗に終わったわけです。でも、決して添付品のせいにはできないと思います。ビデオカメラの機能と価格が最優先しますので、メーカーも当然、添付ソフトだけにあまり費用をかけられませんから、いたし方のないところでしょう。
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