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いつも、標記についてはよくある失敗なので、ことあるごとに痛切に思うのです。たとえば、・・・・・・・・・
最近、私のボランティア活動で所属する某団体の主催する講演会がありましたが、そのときの講師がご自分のノートPCを持ち込んでプレゼンの操作をされました。このときに、事前の主催者事務局と講師の打ち合わせで、講師から『手元でPCを操作したいので、液晶ビデオプロジェクターとPCをつなぐ5mぐらいの長いUSBケーブルを用意してください』という依頼があったのです。そこで、事務局所有の液晶プロジェクターはエプソン製品であることを告げていたので、それで講師のPCとは接続できるということは確認していたのですが、事務局では、そんなに長いUSBケーブルがなかったものですから、急遽5mのUSBケーブルを購入して事務局のPCから液晶プロジェクターに画像が転送できるかどうかの動作確認テストを事前にしました。結果はOKでした。
そして、講演会当日、講師が講演開始時刻よりも30分程度早く会場に見えました。そこで、そのPCを会場でプロジェクターと接続して画像が送れるか確認したいと申し入れたのですが、開始ぎりぎりまで楽屋でプレゼンの練習をするので渡せないということで、講師のPCは設置できませんでした。実は、接続トラブルを恐れてかなり以前の打ち合わせの段階から、パワーポイントのデータをUSBメモリにコピーさせて欲しい・・・そして当日は事務局所有のPCを使ってくださいとお願いしていたのですが、どうしても講師所有のPCで操作したいというご意向でしたので、そうなると『事故が起こらなければいいが・・・』と、正直言って、かなり不安だったのです。
結局は、開始時刻を10分ほど過ぎてからやっとのことで接続できました。なぜならばUSB接続ではプロジェクターが動作しなかったからです。その上、最終的には、たった2mの長さしかないRGB15ピンのケーブルを使うことになりましたから、最初の打ち合わせとはまったく違う舞台配置になりました。つまり、講師の位置が舞台に向かってうんと右側であるはずが、舞台中央に近い位置になったものですから、中央のスリ-ンに映るプレゼンの右はしが、前列の右側の座席の人は見えなくなりました。講師は、「スクリーンがよく見えますか?」と講演会参加者に確かめておられましたが、講師および長机の陰になってスクリーンの右端が見えないことは分かっておられたようです。
私は、ビデオカメラで撮影する担当者になっていましたから、当初は最前列右側で撮影しようと思っていたのですが、急遽、もう少し後ろの席に移動して撮影しました。それでも、少しだけ右端が欠けました。
まあ、結局、講師とスクリーンの位置関係が、右側前列からは見えにくいということもあったので、スクリーンが明瞭に見えるように配慮して、舞台も客席も照明をすべて消してくださいと講師が照明担当者に依頼して、講演会が進行していきました。
しかし、撮影担当者(ボランティア)の立場として感じたことは、当初打ち合わせで予定していた舞台の配置通りに進行できるようにして欲しかったということに尽きます。パソコンは、念のため2台用意するぐらいの配慮が欲しかったのです。ちなみに、私が、リタイヤ前に職場で今まで担当したプレゼンでは、すべて2台のPCと2台のプロジェクターを準備して、万一放送事故が起こっても予備のPCとプロジェクターに即切り替えられるように万全を期していました。それぐらいの用意周到さがあれば良かったのにと残念に思いました。
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