趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

無料ドメインは安全か?

2014-10-05 07:35:06 | サーバー

 昨日の続きです。某無料サーバーの自作WEBサイトが勝手に第三者のURLに転送されていた原因が分かりました。実態としては、私のWEBサイトが単独で転送されたのではなくて、大元の無料ドメインのサーバー全体がハッキングされていたのではないか?と推測されるような事態でした。redirectionと書いてあって、その無料ドメインを配布している某サイトのトップページが書き換えられて、某ソフトウェア販売会社のWEBサイトに誘導されていたのでした。現在も(日本時間5日午前7時39分)、この転送された状態が続いています。

 今回のことについて言うまでも無く、ドメイン取得については、完全無料を謳って何か裏に意図や目的があって出店しては閉店を繰り返すような自転車操業の不安定な会社の話ではなくて、当然、この販売会社でも原則は有料であり、年額1000円程度から1万円未満のお金がかかるのです。が、販売促進の目的で無料版も同時に提供してくれているというだけの話です。このような場合は、何も別に隠された意図や裏の理由があって無料提供しているとは考えられませんから、はっきり言えば、この会社のセキュリティガードが甘かったのではないかということに尽きるでしょう。

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 以上のような例を書いたからといって、すべての無料ドメインが信用が置けないというようなことは決して無いでしょう。たとえば某無料ドメインの場合は、基本的に有料版への移行を目的にしていて、無料版はあくまでも体験版である位置づけであり、3ヶ月体験版、6ヶ月体験版、1年体験版のコースを用意しており、それ以上契約したい場合は有料版に移行してください・・・という会社の方針で、無料版ではあっても登録時には必ず必須で国籍、住所、郵便番号、氏名、性別、生年月日、電話番号などの個人情報をきっちりとる方針です。このような会社は、過去にgoogleやyahooなどの大手の検索サイトからスパムの温床として締め出された苦い経験があるので、そのほかにもイメージ認証とか、FREEメールを受け付けないとか、そういったセキュリティー面で種々改善した形跡が見て取れますから、かなり信用が置けると思います。

 また、他の某ドメイン会社では、レンタルサーバーを契約してもらえれば、ドメインは無料で提供しますという方針の会社もあります。こういう会社は無料版でも信用が置けます。なぜならば、サーバー契約に伴う特典であるという位置づけでこの会社のサーバーとドメインが紐付になっているからであり、本業がレンタルサーバー会社ですから、ハッキングされるような失態はたぶんないでしょうし、万一の突然の廃止などは倒産でもない限りはないからであります。(希望的観測ですが・・・笑)

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