一体型PCのバックライトが消耗して色バランスが崩れたら？

古くて使い物にならないＰＣを引き取りました

　知人より昨年末にジャンク品として譲り受けた９年ほど前の一体型ＰＣ（NECのVN77/C）は、経年変化でかなりバックライトが消耗して色バランスが完全に崩れていました。特に最適な「明るさ」や「ガンマ」の数値が初期値よりも大きくずれてしまっているようであり、初期値のままでは画面全体が真っ白で使いものにならないので明度を極端に下げた状態でした。一体型ＰＣなので外付けのディスプレーは接続不可、その上日頃の更新作業やメンテができておらずトロイの木馬が侵入したり不要ファイルが累積したりして処理が重たくて非常に使い辛い状態だったので知人は修理か処分をしたかったのでしょうが、いずれにしても専門的な技術や手間や費用がかかることから自力解決は諦めて、ＰＣに堪能な私にその処理を依頼したような形で引き取った次第であります。

消耗した液晶ディスプレーは色調整をマイナス方向に大幅に調整し直すと最適化できる

　まず、液晶画面の右下の物理的な明度調節の可変ロータリースイッチは最も明るい設定にしないとチラツキが酷いので最大にしました。この機種は、グラフィックプロパティが標準装備されており、ソフトウェア的に各設定項目の+－が調整できるので、バックライトが消耗した場合でも、以下のような数値の変更で何とか実用的な範囲内で使用が可能になっていることがわかりました。

明るさ　初期値０→調整後－２４　　　コントラスト５０→４０　　ガンマ１０→0.7　　色合い０→０　　　　彩度０→－３　

　消耗したバックライトの最適な値をどのようにしてはじき出したのか？というと、下記のような自然風景の壁紙を無料サイトからダウンロードして、虹や遠方の雨雲、山々の微妙な色合いを出せるまで目視で時間をかけて調整したわけです。そうすると、試行錯誤の甲斐あって、完全じゃないですが何とか実用的な範囲まで色調整ができました。万々歳です。

100均のマウスは使えるか?

１００均のマウスでも感度は抜群

結論から言えば古い機種でも十分使えます。発売元はキャンドゥです。対応するOSはwindows７、８、8.1,１０と説明がありますが、実際は驚いたことにXpでも使えますし、UBUNTU１８でも使えます。感度は抜群で市販の普通の７００円程度のマウスと比しても何の遜色もないどころか、もっと良好ですらあります。

最悪の条件で使い古したマウスの感度を調べる

　たとえば、このgooブログの投稿では、条件をわざと最悪にして、celelonの1.3GHZ程度のとても非力なXP機種でQTwebという旧式のブラウザを使用して、しかも700円の日本製の某メーカーのワイヤレスマウス（１年間程度\使い古したもの）を使っていますが、この場合に、ログインできないぐらいに感度が悪く消耗していることが分かりました。大体において、ワイヤレスマウスは、自分の経験から言えば赤色のレーザー光線の感度が悪くなると有線マウスよりももっと使い物になりません。自分は1000円未満の安価なマウスをいつも購入して高価なマウスはもっていませんので、１年も経てば使えなくなる場合が多いようです。たとえば具体には白っぽいマウスパッドではマウスポインタが動かなくなるので、灰色か黒のマウスパッドでしか作動しませんし、その上、左クリックの感度が非常の悪くて何度もクリックして初めて作動するような感じです。

　お断りしておきますが、同じ使い古したマウスでも条件を良くして最新版のwindows１０で最新版のfirefoxやクロームを使った場合は、そんなに極端に感度が悪くなる・・・というほどじゃないです。が、やはり、程度の差こそあれ、感度が悪くなってきているのは事実です。

1000円未満のマウスは消耗品と考えて感度が悪くなれば買い換えるべし

　仕事用であるならば、丈夫で長持ちする2000円以上のマウスを購入して、常に最新版のwindows10になるようにして、最新版のブラウザやアプリに更新し続けられるのが賢明だと思います。そうすれば快適に業務がはかどると思います。仕事じゃ無くて、家庭用や趣味的にPCを使う場合は、ぜひ100均のマウスを購入されて、一度試していただけると、抜群の感度と快適さが味わえると思います。

 

 

 

　

 

　

windoows10は32ビット版ではメモリ２GBでも充分

結論から言えば、メモリ２GBでも仮想メモリを8GBに設定すれば充分なパフォーマンスを得られます。私の場合はwindows１０の32ビット版は、10年前にwindowsxpから７に、そして、2016年に７から10にアップグレードした自作PCですので、32ビット版を使わざるを得ないのですが、この場合は、マザーボードやCPUが64ビット対応ではあるのですが、自動的に32ビット版になっています。そういうわけで、メモリは４GBまでは認識できるので、４GBにしてもいいのですが、2GBのままで不足するメモリは仮想メモリで補っている形です。これで、必要充分なのです。