化粧品大手の資生堂が、時短勤務の売り場担当者にも夜間や土日の出勤を求めた働き方の見直しが、報道をきっかけに“資生堂ショック”として賛否を巻き起こした。背景には、育児や介護などを理由に、勤務時間などの働き方を制限する社員が増えていることがある。仕事と生活の両立を支援したり、現場の戦力を落とさずに業務を円滑に進めたりすることは、企業の持続的成長に必要となりつつある。そこで、勤務制限社員の活用にいち早く取り組んでいる企業の動きを追った。
賛否両論の“資生堂ショック” 勤務制限社員を活用、現場の戦力落とさぬ試み
賛否両論の“資生堂ショック” 勤務制限社員を活用、現場の戦力落とさぬ試み