あるところに、幼稚園と小学校を運営する学校法人があった。そこで働く2人が、今回の当事者である。
1人は幼稚園の園長のAさん。そして、もう1人は事務局の事務長のBさん。Aさんは、園長さんの業務と並行して、幼稚園児の保育に携わる日々。Bさんは、少し前から、幼稚園や小学校の事務長さんとして働くようになり、幼稚園児を暖かく見守りながらお仕事に励んでいた。
すると、ある日、2人は、こんな趣旨のことを言われる。
「Aさん、あなたはもう高齢だから、幼稚園の園長さんは任せられない。あなたには定年ということで、今日、退職してもらうことが理事会で決まりました」
「Bさん、あなたは試用期間中だったんだけれど、本採用しないことになりました。あなたは、不採用ということで、Aさんと同じく退職してもらうことが理事会で決まりました」
そう。2人は、いきなりクビにされてしまったのである。2人は、突然のことに驚いたが、ちゃんとした説明もなくいきなりクビにされて納得することができず、弁護士に相談することにした。
これが本件のあらましである。
相談を受けて話を聞いたところ、あらましにあるように⇒
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