日時 2018年5月22日(火)18:30~20:30
場所 栄ガスビル 5階 キングルーム
内容 ミニ講演:金井幸子愛知大学准教授
過労死や非正規問題に関しての現場からの発言など
主催 東海労働弁護団
場所 栄ガスビル 5階 キングルーム
内容 ミニ講演:金井幸子愛知大学准教授
過労死や非正規問題に関しての現場からの発言など
主催 東海労働弁護団
また裁量労働で過労死 首相ゴリ押し「高プロ制」の危うさ
また「裁量労働制」を適用されていたサラリーマンが、長時間労働によって過労死してしまった。不動産関連のIT会社「レックアイ」(東京都豊島区)に勤めていた28歳の男性社員が昨年8月、くも膜下出血で死亡し、今年4月、池袋労働基準監督署が労災認定していたことが分かった。16日、遺族側代理人である川人博弁護士が明らかにした。
男性は2013年に入社。昨年7月、チームリーダーに昇格した時「裁量労働制」が適用された。翌8月、自宅のアパートで死亡しているのを発見されている。「裁量労働制」は、実際に働いた時間と関係なく、労使間で「これだけ働く」とあらかじめ決めて“裁量職務手当”を受け取る制度だ。
「裁量労働制」をめぐっては、野村不動産の50代の男性社員が過労自殺していたことが3月に発覚している。長時間労働につながると批判が集中している制度だ。
実際、過労死した28歳の男性社員も、信じられないほど長時間、働いていた。死亡前2カ月の残業時間は月に平均87時間、3カ月前は184時間だった。7月には、会社に泊まり込みで連続3日間勤務している。本人も過労を自覚していたのだろう。SNSに心情を吐露していた。
<やっと家についたー。この安心感よ。今月も華麗に300時間やー。ねむすぎ>
<身体の疲れ方が尋常じゃない>
<ねむい。13時から翌日の18時までってなんなん>
<仕事終わるまであと22時間>
<外明るいと思ったらもう6時かよ。アーメン>
よほど、つらかったのだろう。7月には実家の母親に「頭が痛い」と訴えていた。ガマン強く、逃げない性格だったそうだ。
さすがに、多くのサラリーマンが「裁量労働制」の拡大に反対している。なのに、どうかしているのは安倍首相だ。「働き方改革」だと称して、「高度プロフェッショナル制度」を数の力で無理やり導入しようとしている。「高度プロフェッショナル制度」は、“スーパー裁量労働制”と呼ばれているシロモノである。もし導入されたら、過労死と過労自殺が多発するのは間違いない。
労働問題に詳しい中川亮弁護士が言う。
「高度プロフェッショナル制度は、働く者のための制度ではなく、働かせる者のための制度です。残業代を抑えることができますからね。年収1075万円以上の一部専門職に適用するとしていますが、いずれ拡大される可能性⇒続きはコチラ・・・・
また「裁量労働制」を適用されていたサラリーマンが、長時間労働によって過労死してしまった。不動産関連のIT会社「レックアイ」(東京都豊島区)に勤めていた28歳の男性社員が昨年8月、くも膜下出血で死亡し、今年4月、池袋労働基準監督署が労災認定していたことが分かった。16日、遺族側代理人である川人博弁護士が明らかにした。
男性は2013年に入社。昨年7月、チームリーダーに昇格した時「裁量労働制」が適用された。翌8月、自宅のアパートで死亡しているのを発見されている。「裁量労働制」は、実際に働いた時間と関係なく、労使間で「これだけ働く」とあらかじめ決めて“裁量職務手当”を受け取る制度だ。
「裁量労働制」をめぐっては、野村不動産の50代の男性社員が過労自殺していたことが3月に発覚している。長時間労働につながると批判が集中している制度だ。
実際、過労死した28歳の男性社員も、信じられないほど長時間、働いていた。死亡前2カ月の残業時間は月に平均87時間、3カ月前は184時間だった。7月には、会社に泊まり込みで連続3日間勤務している。本人も過労を自覚していたのだろう。SNSに心情を吐露していた。
<やっと家についたー。この安心感よ。今月も華麗に300時間やー。ねむすぎ>
<身体の疲れ方が尋常じゃない>
<ねむい。13時から翌日の18時までってなんなん>
<仕事終わるまであと22時間>
<外明るいと思ったらもう6時かよ。アーメン>
よほど、つらかったのだろう。7月には実家の母親に「頭が痛い」と訴えていた。ガマン強く、逃げない性格だったそうだ。
さすがに、多くのサラリーマンが「裁量労働制」の拡大に反対している。なのに、どうかしているのは安倍首相だ。「働き方改革」だと称して、「高度プロフェッショナル制度」を数の力で無理やり導入しようとしている。「高度プロフェッショナル制度」は、“スーパー裁量労働制”と呼ばれているシロモノである。もし導入されたら、過労死と過労自殺が多発するのは間違いない。
労働問題に詳しい中川亮弁護士が言う。
「高度プロフェッショナル制度は、働く者のための制度ではなく、働かせる者のための制度です。残業代を抑えることができますからね。年収1075万円以上の一部専門職に適用するとしていますが、いずれ拡大される可能性⇒続きはコチラ・・・・
そうだ、佐藤先生に聞いてみよう!! ~労務トラブル一問一答~ 第25回 裁量労働制の何が問題?