今週は新年度のPTA役員が集まって「役員会」が行われました。
来週行われる「実行委員会」そして、
連休直前に行われる「PTA総会」「懇親会」の担当決めが主な決定事項だったのですが、
「役員の決め方」について討議することにもなりました。
まぁ、「役員」という言葉には僕自身も
「できれば避けたい、自分の身には降りかかってほしくない」
という意識でいたので、出てきた意見それぞれに理解できるものでありましたが
あれもこれも「そうだよね」とうなずいていては新しい役員が決まらなくなってしまう。
この役員会の翌日に各クラスのPTA委員選出の開票作業があったのですが、
案の定6年生の数クラスで辞退者の続出で新しい役員が決まらない事態が起こったため
残業中、夜の8時過ぎにもかかわらす学校から携帯に電話がかかってくるということがありました。
(今年もPTA副会長なので・・・)
一連の出来事を通してあらためて思ったこと・・・
子供は親の姿を本当によく見ています。
親が積極的でないところに積極的な子供は育たないのだろうな と。
学区によっては地域ごとに持ち回りで強制的に役員を振り分け、
選出しているところもありますし、
任期を1年または2年と決めて何とか回しているところもあるのですが、
昨年1年間の経験を振り返ってみるとこのようなところでは積極的に参加してはしないだろう。
どうせ任期が終われば清々できるから今は辛抱してやってます」といった意見も見聞きしました。
こんなんでいいのかな?
ちょっと考えればすぐに理解できることですが、
親が学校行事やPTA活動に消極的、無関心な地域、学校では、
学校内もそして生徒も消極的でまとまりがないそうです。
これはいろんな学校を見てきている人が言う現実の姿。
少なくても自分の子供が通っている学校ではそんなふうにはなってほしくないと思うのですが、
じゃあ自分自身が積極的に行事に参加し続けていけるかというと厳しい現実であります。
もちろんそれぞれの家庭ではいろんな事情を抱えているので誰もがいつでも参加できるものではないのは承知してます。
でも「これはできないけどこれならできますよ」というくらいの心構えをもって
ぜひ多くの方から参加してほしいなぁとあらためて思うのでした。