新型コロナウイルスは人口密度が高い地域ほど流行が収束するまでの期間が長くなり、
感染者や死者の数も増える傾向にあるという分析結果を名古屋工業大学のグループが
まとめました。
新規感染者が1日に10人以上報告されたことがある19の都府県を対象にさまざまな
統計データとの関係を分析しました。
その結果、流行が収束するまでの期間と最も関連があったのは「人口密度」で、
人口密度が高いほど収束までにかかる期間が長くなる傾向にあることがわかったということです。
さらに、このうち死者が4人以上報告された14の都府県については、人口密度や
高齢者の割合が高いほど、感染者数や死者数が増える傾向がありました。
相関関係は強くはないものの、気温や湿度が高くなると感染者や死者の数が減る可能性が
あることもわかったということです。
プレスリリース資料の詳細 はこちらです
東京都、大阪府など人口が密集していることろで新型コロナの感染者数が多く
一度増えるとなかなか減らないと感じている人も多かったと思いますが
このように分析した結果から裏付けられたと言っていいと思います。
今後のコロナとの共存生活をしていく上でとっても貴重なレポートだと思います。
みんなで考えていきたいですね。