ここにきて、「次の強い寒波は年末です」と言う言葉を耳にするようになってきました。
そうなのです。年末にかけて強烈な寒波がやってくる予想が出てきています。
この地図の色を見るだけで寒さを感じますね。
週間予想天気図では27日から28日にかけて気圧の谷が日本付近を通過すると
日本付近は冬型の気圧配置へと変化していくことがわかります。
注目はこのあとです。
29日、30日、31日の21時の気圧配置を見ると強い冬型の気圧配置が持続していることがわかります。
◆29日21時の地上気圧、風向、風速予想
◆30日21時の地上気圧、風向、風速予想
◆31日21時の地上気圧、風向、風速予想
次に上空850hpa面の気温に着目すると、地上付近で雪が降る目安の-6℃の等温線は
29日21時に日本海沿岸に、30日には本州の南岸へ、31日は本州の南海上に南下すると
予想されていることがわかります。
◆29日21時の850hpa面気温、風、上昇流
◆30日21時の850hpa面気温、風、上昇流
◆31日21時の850hpa面気温、風、上昇流
これを踏まえて2週間気温予想を見ると、
新潟県の例では29日から平年よりもかなり低い気温になると予想されています。
極めつけは北海道石狩、空知、後志地方。
こちらも29日から平年よりもかなり低い気温が予想されていて
最低気温は-10℃と予想されています。
今の時点では予想時間が長いので今後修正が入ることも予想されますが
「厳しい寒さ」になることは間違いなさそうです。
次に降雪量ですが、
日本海側各地で早期天候情報が出ています。
・・・大雪の予想です。
せっかくの年末年始ですが
自身の体調管理に、また公共交通機関の運行状況にも注意を払って
過ごすことになりそうですね。