熊本から帰ってきて、次の日は早速二つ取材がありました。
後の取材の方からご紹介させて頂きます。
「林田直樹のカフェフィガロ」というネットラジオがあり(http://www.blue-radio.com/program/cafe/)、それの収録を渋谷は松濤のタカギクラヴィーアで行いました。
林田さんはもう15年も前に音楽之友社にいらっしゃったころからのお付き合いで、非常に気さくなお人柄で豊富な知識で何でも私のお話に受け答えしていただいている非常に素敵な方です。
思えば私が15年前に私が所属している現代音楽アンサンブル、アンサンブルノマドは各々係をが決まっていて、当初はなんと私は「広報」でした。よって、手当たり次第、様々な新聞社の学芸員の方々に電話をしまくって、会って頂きノマドの活動を取り上げていただくようにお願いしておりました。林田さんは音楽之友社に私が電話した時にお電話で話した方で、早速会いましょうという事で、神楽坂の本社に参って色々ノマドを紹介させて頂いたのが最初の出会いでした・・・
それからというもの、様々な演奏会に来ていただき本当に熱心な方で頭が下がります。
某航空会社のフライト時のクラシックチャンネルのナビゲーターもしていますので、クラシックをお聞きでない方も林田さんのお名前を聴いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この「林田直樹のカフェフィガロ」はカルチャー、エンターテイメントチャンネル、「Blue-Radio.com」というネットラジオ局の一番組です。
この番組も8年間続いたそうで、林田さんの人脈の凄さを感じます。
一回の取材でで30分番組を二回分収録いたします。
放送はそれぞれ8月25日(日)と9月1日(日)ですので 是非皆様ここhttp://www.blue-radio.com/program/cafe/に訪れてくださいね。因みに放送開始されると3か月間その放送がキープされ、その期間はいつでも聞くことが出来るそうです。
普通は単なるスタジオでの収録なのですが、今回はわざわざ素晴らしいニューヨークスタンウェイのあるタカギクラヴィアを借りていただきました。
ピアノを弾きながら色々お話ししていただきたいという事でした。
今回は特に9月に世田谷である公演私の現代音楽の手引き、レクチャーコンサート「現代音楽の迷宮へようこそ」の宣伝も兼ねてまいりました。http://www.setagayamusic-pd.com/
収録は私が終始ピアノを弾きながら、様々な現代音楽のわかりやすい分析と、聴きどころを話したのですが、林田さんのお話の引き出し方が絶妙!あっという間に2つの収録が終わりました。
お互い非常に興奮して、「本当に楽しいね」と連呼しあいました!
これは是非ライヴでもやりたいですね!と誓って楽しい収録は終わりました。
林田さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
さて、順番が逆になりますが、お昼は、クラシック音楽の宣伝誌では、いまやダントツにシェアのある「ぶらあぼ」の取材で九段下まで行ってまいりました。
これは11月29日にある「生誕90周年記念企画、リゲティ・ジョルジュ」のコンサートの宣伝で参りました。
これはハンガリーの作曲家リゲティの曲を集めたコンサートで、プログラムも担当者と一緒に決めたもので思い入れがあります。
非常に演奏が難しい作曲家で、今回演奏する2台ピアノの曲、ピアノソロの練習曲共々技術、精神の限界まで要求されます。
今回はこの二台ピアノで共演していただく私が尊敬するピアニストの小坂圭太さんと一緒にインタヴューをうけてまいりました。
そのインタヴュアーのMさんはなんと7,8年前に私がピアノ伴奏で演奏した合唱団の団員でインスペクターをしていらっしゃったという事を知ってビックリ!縁というものを感じました・・・
さて、リゲティは本当に深い作曲家なので1時間のインタヴューも長引いて1時間20分も連続で話しました。
下の写真は取材中で小坂さんと
こんな感じでインタヴュアーとカメラマンが取材しておりました。
最後に私とインタヴュアー、カメラマン、ディレクターで記念写真・・・・ちょうど16時に始まったので、1時間20分というのがわかりますね。
なんと、先ほどの「カフェフィガロ」は18時からの収録だったので、本当にこの後駆け足でした・・・・
我々の非常に入り組んだお話を聴いて頂きありがとうございました。近日中に皆様「ぶらあぼ」で記事を読んで頂ければ幸いです!
取材、収録は演奏と違って言葉を使いますが、改めて自分していることを冷静に整理して熟考する非常にいい機会です。
非常に楽しく濃い一日を過ごすことが出来ました。
皆様本当にありがとうございました!