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昨日の夜に譜読み完了しました。
一昨日から書いている新作オペラの話。
本番が本日から一週間切っている25日に向けて。
一昨日158ページのボーカルスコアとフルスコア、台本を渡されて昨日からコレペティでしたが、昨日101ページ分の音楽を歌手にコレペティ稽古をし、昨日の夜残りの57ページ譜読みが完了し、本日朝8時過ぎに全て通して弾いて見ました。大体そういう時はゆっくりのところは速目に弾いてしまうのですが、ノンストップで弾いて1時間47分かかりました。
本日いただいた進行表とデモ音源のデータによるとこの三幕のオペラは正味2時間15分くらいになりそうです。
一昨日までコンサートチラシに載っているあらすじ以外何一つ情報がなく知らなかった台本、音楽でしたが、なんとか二日間で突貫工事でしたが、全ての音を自分で出して見ることができ、全体を俯瞰することが何となくできてきました。
コレペティの譜読みは、私が考えるにオーケストラパートを弾くだけではなく、歌のパートを歌いこんで、歌手が稽古で入りを間違えたり 、音程が違ったりしたら弾きながらすぐに歌って聴かせたり、そのパートをオーケストラパートを弾きながら弾いたり、その役の相手方パートを歌ったり、四段譜の合唱パートを弾いてソプラノを歌いながら、ソロの歌手の合いの手をいれたり・・・とそれなりにすることが多いと思います。なので譜読みはそれなりのものでした。
本日も午後から約5時間連続でコレペティ稽古をしてまいりました。
本日も来ていたこの曲の作曲家に、いい仕事してるね・・・と言われたので、仕事として形になっていたのではないかと思います。
一昨日から単純に進行状況のみ書いてきましたが、音楽家の生活ではこんなことも起こるという事を書きたかったので書かせていただきました。
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