クワガタ
私の朝は早い。
大抵5時には目覚めている。そして朝食をとる前に新聞を取りに行くのが日課だ。
いつもながらに朝刊を取りに行こうとしたら、ドアの前でコクワガタのメスが逆さになって転がっていた。私は手に取って外に離してやった。
これは珍しいことではない。前はコクワガタのオスがやっぱり転がっていて、その時は家に持ち帰り、しばらく遊んだ後、外へ逃がしてやった。
小学生の頃は、友達とよくカブトムシを取りに行った。大抵どこに樹液が出る木があるのか、友達はよく知っていた。
そこへ行くと、まずカナブンがたくさんいた。カナブンはかわいくて憎めない虫で、みんな糸を付けて、カナブンと遊んだ。まあ、風船に糸を付けて持っているのと同じ類のものだ。
ある日友達とその木を見に行くと、まさにカブトムシが幹にかじりついて樹液を吸っていた。加えて、スズメバチも樹液を吸いに集まっていた。私たちは、石を投げたりして、スズメバチを何とか追い払うようと策を講じたが、結局は追い払うことまからず、カブトムシを捕らえることはできなかった。
それほど、スズメバチは、私たちには怖かったのである。
そんな小学生時代を送れたことに、今更ながら感謝したい。
後記
お仕事、順調、問題なし。今日もおきらくごくらく。
しかし、明日は明日になってみないと分からない。
川端康成の掌の小説を毎日、1つ2つ、読んでいる。なかなか面白い。
私の朝は早い。
大抵5時には目覚めている。そして朝食をとる前に新聞を取りに行くのが日課だ。
いつもながらに朝刊を取りに行こうとしたら、ドアの前でコクワガタのメスが逆さになって転がっていた。私は手に取って外に離してやった。
これは珍しいことではない。前はコクワガタのオスがやっぱり転がっていて、その時は家に持ち帰り、しばらく遊んだ後、外へ逃がしてやった。
小学生の頃は、友達とよくカブトムシを取りに行った。大抵どこに樹液が出る木があるのか、友達はよく知っていた。
そこへ行くと、まずカナブンがたくさんいた。カナブンはかわいくて憎めない虫で、みんな糸を付けて、カナブンと遊んだ。まあ、風船に糸を付けて持っているのと同じ類のものだ。
ある日友達とその木を見に行くと、まさにカブトムシが幹にかじりついて樹液を吸っていた。加えて、スズメバチも樹液を吸いに集まっていた。私たちは、石を投げたりして、スズメバチを何とか追い払うようと策を講じたが、結局は追い払うことまからず、カブトムシを捕らえることはできなかった。
それほど、スズメバチは、私たちには怖かったのである。
そんな小学生時代を送れたことに、今更ながら感謝したい。
後記
お仕事、順調、問題なし。今日もおきらくごくらく。
しかし、明日は明日になってみないと分からない。
川端康成の掌の小説を毎日、1つ2つ、読んでいる。なかなか面白い。