かき氷
かき氷は大好き。
子供の頃はクーラーなんてなかったから、家で作るかき氷を姉も私も夏の間、楽しんだ。
かき氷に使う氷は専用の器に水を張って冷凍庫に入れておく。丸い形で真ん中に棒を差し込む穴が空いている。例えて言うなら、缶詰のパイナップルのような感じ。凍ったら容器から出して、かき氷機にセット。あとはくるくる回すだけなのだが、これがなかなか難しく、途中で氷が割れてしまうとジエンドなので、姉と私は気が気ではなく、母が回すかき氷機を前にして、興奮し、落ち着きがなかった。
氷が途中で割れると必ず姉とけんかになった。二つの氷をめぐって、どっちが多いの少ないのとなる訳だ。今から思えば懐かしい思い出だ。
シロップは決まってカルピス。これがやっぱりめちゃくちゃおいしい。
今の子供は、どんな気持ちでかき氷を食べるのだろう。私のように、かき氷に郷愁を感じるだろうか。
かき氷は、私にとって夏の風物詩である。
かき氷は大好き。
子供の頃はクーラーなんてなかったから、家で作るかき氷を姉も私も夏の間、楽しんだ。
かき氷に使う氷は専用の器に水を張って冷凍庫に入れておく。丸い形で真ん中に棒を差し込む穴が空いている。例えて言うなら、缶詰のパイナップルのような感じ。凍ったら容器から出して、かき氷機にセット。あとはくるくる回すだけなのだが、これがなかなか難しく、途中で氷が割れてしまうとジエンドなので、姉と私は気が気ではなく、母が回すかき氷機を前にして、興奮し、落ち着きがなかった。
氷が途中で割れると必ず姉とけんかになった。二つの氷をめぐって、どっちが多いの少ないのとなる訳だ。今から思えば懐かしい思い出だ。
シロップは決まってカルピス。これがやっぱりめちゃくちゃおいしい。
今の子供は、どんな気持ちでかき氷を食べるのだろう。私のように、かき氷に郷愁を感じるだろうか。
かき氷は、私にとって夏の風物詩である。