ナカナカピエロ おきらくごくらく

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才能

2011-07-24 02:46:22 | 日記
才能

昔、村上龍が”才能をあきらめることは一番たやすいことだ”ということを言っていたような記憶がある。しかし別な所では、”才能がないなら、早く気づくべきだ”とも言っていたような気もする。まあ村上龍特有の挑発と受け取るべきであろう。

私は自分には別段、とりわけて才能なんてないと思っている。今でも、ハッタリで仕事をしているような気がする。もちろん努力しているし、一生懸命やっているつもりだ。

ただ一つ、私には、不思議な瞬間がある。サッカーやバスケットボール、詩、仕事等、何でもそうなんだが、自分の才能を超える奇跡的な瞬間がある。

中学、高校の時、サッカーやバスケットボールの試合中、勝手に体が動いて、想定できない程の絶妙なパスやシュートが決まることがある。友達から、すげえっ、と言われたことが何度かあった。自分でも何故そんなプレーができたのか良くわからない。気がついたら、もう体が反応していたと言った感覚。

詩も、考えて書くというよりは、街中で歩いている時に、空から言葉が落ちてくる感じ。

仕事も同じ。暗中模索で障害解析している中、パッと真実を鷲つかみすることが結構ある。”どうして分かったんですか?”と言われるが、自分てもよくわからない。

よく技術力は高いけど、自分が考えている方法を全てやりつくすと、パタッと止まって、それ以上先に進めない人が結構いる。自分でできることとできないことの境界線を自分で引いてしまうのだ。でも本当は、そこからがスタートなんだと思う。

そういう時、私は問題を論理的ではなく、感性でとらえてみる。想像力を働かせるのだ。そして自分の直感を信じる。それはスポーツ、芸術、文学、詩、数学等々、全てに通ずる。ただ側面が異なるだけで、実は全てが一つの糸にあり、神経細胞のように複雑に絡み合っているのだ。

才能がないからこそ、私は、常日頃から、ありとあらゆる直感を鍛えるよう心がけている。

こんな私ですが、基本的に真面目なんですよ。周りからは、ふざけたやつとしか思われていませんが。。。
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